テラバイト級のXMLデータでも高速に検索できることを特徴とするXMLデータベース「TX1」のバージョン2がリリースされました。東芝ソリューションでTX1の商品企画を担当する望月進一郎氏、開発を担当する松井浩二氏へのインタビューを基に、適用分野の急速な広がりが感じられるXMLデータベースの可能性をレポートしていきます。 企業には様々なデータが存在しています。それらのデータは、企業活動を行う中で生まれてくるものです。それらは大きく、構造が決まっている発注書や申請書などのような「定型文書」、構造はある程度決まっているがその時々で内容が変化する営業の提案書などの「半定型文書」、そしてその時々で変化する企画書などの「非定型文書」に分けられます。これらの文書は、日々の業務で目にし、利用しているでしょう。 これらのデータが格納されているのがデータベースです。データベースというとOracle Databa