コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「Drupal」に深刻な脆弱性「CVE-2018-7602」が見つかった問題で、同脆弱性を利用してサーバをボット化する攻撃が確認された。 「Drupal」に関しては、影響が大きく「Drupalgeddon 2.0」といった異名も持つ「CVE-2018-7600」が3月に判明しているが、同脆弱性と関連し、悪用されるリスクが高い脆弱性として4月末のゴールデンウィーク直前に修正されたのが、今回の攻撃対象となった「CVE-2018-7602」。悪用されるとリモートよりコードを実行されるおそれがある。 今回、同脆弱性に対する攻撃をトレンドマイクロが確認したもので、同脆弱性を悪用して、ダウンローダを一定のスケジュールで実行するよう「crontab」に追加してサーバをボット化。仮想通貨「Monero」を発掘させるオープンソースのコインマイナーをインストールさ