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ブックマーク / engineering.visional.inc (15)

  • 不確実なスパイクを確実にDONEする試み in スクラム

    スパイクしなければ開発計画が不確実なものになる、しかしそのスパイクがいつ完了するのかわからない、そのような経験はないでしょうか。スクラムでは、ソフトウェア開発の不確実性を乗り越えるためにスパイクを実施しますが、スパイクそのものの不確実性は残ったままです。スパイクとは不確実なものを早期に確実なものに変えるための手法であり、不確実性をはじめからなかったことにできる魔法のアイテムではないからです。 私は HRMOSプロダクト部で人財活用システム「HRMOSタレントマネジメント」のプロダクト開発をしているエンジニアの Suzaking です。私たちのチームでは、未経験の技術要素を使用し、1スプリントで完結せず完成までに数ヶ月を要する機能を開発した際に、スパイクの不確実性という課題に直面しました。 この記事では、私たちのチームがスパイクそのものの不確実性にどのように向き合い、どうやって乗り越えたの

    不確実なスパイクを確実にDONEする試み in スクラム
    honeybe
    honeybe 2024/05/31
  • BizDevOpsを円滑にする品質改善開発プロセスモデル(実践編)

    「品質」は重要だと言われることは多いですが、「品質とは何か?」「品質を確保する/向上させていくために何をすれば良いのか分からない」ということは多いのではないでしょうか? 会社の組織規模が大きくなると、それに伴い新たに問題が発生することもあります。 「品質を確保する/向上する」方法については状況によるところが多く、完璧な正解はないと思っています。 株式会社ビズリーチの品質改善グループでは、プロダクト開発の品質をより良くするためのプロセス改善活動を行っており、BizDevOpsを円滑にする品質改善開発プロセスモデルを定義しました。この記事では、プロセスモデルを定義するための株式会社ビズリーチの状況を踏まえた私たちの考え方や、定義したプロセスモデルの実践について、「コンセプト編」と「実践編」に分けて紹介します。 記事は後編にあたる実践編になります。まだコンセプト編をご覧になっていない方は前編記

    BizDevOpsを円滑にする品質改善開発プロセスモデル(実践編)
    honeybe
    honeybe 2023/08/01
  • BizDevOpsを円滑にする品質改善開発プロセスモデル(コンセプト編)

    「品質」は重要だと言われることは多いですが、「品質とは何か?」「品質を確保する/向上させていくために何をすれば良いのか分からない」ということは多いのではないでしょうか? 会社の組織規模が大きくなると、それに伴い新たに問題が発生することもあります。 「品質を確保する/向上する」方法については状況によるところが多く、完璧な正解はないと思っています。 株式会社ビズリーチの品質改善グループでは、プロダクト開発の品質をより良くするためのプロセス改善活動を行っており、BizDevOpsを円滑にする品質改善開発プロセスモデルを定義しました。 この記事では、プロセスモデルを定義するための株式会社ビズリーチの状況を踏まえた私たちの考え方や、定義したプロセスモデルの実践について、「コンセプト編」と「実践編」に分けて紹介します。 記事は前編にあたるコンセプト編になります。 品質改善グループについて Visio

    BizDevOpsを円滑にする品質改善開発プロセスモデル(コンセプト編)
    honeybe
    honeybe 2023/08/01
  • 100万ユーザーをログアウトさせずに新認証基盤に移行した話

    即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」は2009年にサービスを開始し、スカウト可能会員数は190万人以上(2023年1月末時点)のユーザーにご利用いただくサービスに成長しました。 今回、その「ビズリーチ」の認証基盤としてIDaaS(Identity as a Service)のOkta Customer Identity Cloud(Powered by Auth0)(以下Auth0という)の導入を行いました。 記事では認証基盤を刷新するに至った背景とAuth0を用いて100万を超えるユーザーをログアウトさせることなく移行した方法についてご紹介いたします。 前提 記事で得られる情報 記事を読むことで以下のような情報を得ることができます。 IDaaSを選ぶ理由 IDaaSを用いて認証・認可を運用中のプロダクトに組み込んだ事例 運用中のプロダクトに組み込む際に発生しうる課題と対

    100万ユーザーをログアウトさせずに新認証基盤に移行した話
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    honeybe 2023/05/23
  • フロントエンドを改善し続けてきた道を振り返る 〜 ビズリーチ・キャンパス

    「ビズリーチ・キャンパス」は2016年にリリースされ、当時 Thymeleaf + Knockout.js の MPA として開発されていました。 現在、事業拡大に伴うユーザーの増加・機能開発に対応し、システムとしてのスケーラビリティを上げやすくするため、アーキテクチャの見直しや改善の真っ只中です。 この記事では改善活動で具体的に取り組んだことをご紹介します。フロントエンドの環境改善・統制の一例として、参考となれば幸いです。 ビズリーチ・キャンパスとは? 「ビズリーチ・キャンパス」のシステムは、企業・大学・OB/OG・学生・Adminのそれぞれのアプリケーションがあります。 就職活動をサポートするサービスなので、就活時期に合わせてピークが訪れ毎年新しい企画を実装・実行しながら進化を続けています。 当初の開発体制は? 事業に直結する新機能・施策の開発を主にしているスクラムチームの他に、ネイテ

    フロントエンドを改善し続けてきた道を振り返る 〜 ビズリーチ・キャンパス
    honeybe
    honeybe 2022/10/03
  • 13部門のLog4j対応を7時間で実現した、地道な取り組み

    去る2021年12月10日。Apache Log4jの脆弱性がセキュリティ界隈で大きなニュースになったことをご存知でしょうか。この脆弱性は、攻撃も非常に容易で、危険性もとても高いため、数多くの企業が緊急脆弱性対応を余儀なくされました。この記事を読まれている方の中には「対応が大変だった」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。 Visionalでは、全13プロダクトの緊急脆弱性対応を7時間で実現しました。 全国の警察施設のセンサーで観測された攻撃数のグラフを見ますと、攻撃が増え始めたのが2021年12月12日頃です。それより2日前に、プロダクト開発部が13部門もある中で、全部門の回答が7時間で出そろったのですから、爆速対応と言っても過言ではありません。 これは、セキュリティ室とプロダクト開発部が一丸となって成し遂げた快挙です。 …恥じらいもなく厚顔で申し上げましたが、2年前までは事業部と

    13部門のLog4j対応を7時間で実現した、地道な取り組み
    honeybe
    honeybe 2022/03/14
  • 3年間のオンボーディングで培われた、リモートでも効果的な7+3のプラクティス

    現場主導で始まったHRMOSの開発組織のオンボーディングは、ほぼ毎月、地道に運用と改善を続けてきました。2018年に開始してから3年近くになりますが、エンジニアを対象に始まり他職種のメンバーを巻き込みながら、効率と効果の両面を少しずつ洗練させてきました。この記事では、私たちのオンボーディングを定義や効果を俯瞰しながら紹介し、その中で徐々に確立されてきたプラクティスをご紹介します。 変化の時代に不可欠なオンボーディング オンボーディングとは採用や異動によって組織に加わった人材の早期戦力化のための施策であり、 組織に新しく加わった人材を1日も早く戦力化し、組織全体との調和を図ることを目的とした育成プログラムのことを指します。『機内』や『乗船』という意味を持つon-boardから派生して生まれた造語であり、直訳すると『飛行機や船に乗り込んでいる』という意味です。 〜 BizHint などと定義さ

    3年間のオンボーディングで培われた、リモートでも効果的な7+3のプラクティス
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    honeybe 2021/06/15
  • 円滑なエラーバジェット運用に向けた取り組み

    HRMOSでは顧客満足を最優先し、価値あるソフトウェアを早く継続的に提供するため、スクラムに加え、Site Reliability Engineeringをプロダクト開発に適用し、SLI/SLOを定め、運用しています。また、エラーバジェット枯渇時にどのように行動するのか、その運用ルールも定めています。 私たちと同じようにエラーバジェットを運用する組織において、枯渇後のアクションとしてリリース凍結1を視野に入れようとする場合、プロダクトや関係者に与える影響は大きいため、そのルールの策定や調整に頭を悩ますケースも多いのではないでしょうか。 HRMOSの中でも特に歴史の長いプロダクトであるHRMOS採用では、SREチーム内や関係者との間で議論を重ねてルールを見直してきたため、これからエラーバジェットの運用を開始しようとしている方々の参考になればと思い、現在どういった点を考慮して運用しているかを紹

    円滑なエラーバジェット運用に向けた取り組み
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    honeybe 2021/06/08
  • 大規模B2B SaaS 「HRMOS」におけるDesign Systemの開発・運用プラクティス

    前回の記事ではHRMOSのDesign Systemの導入背景の紹介をしました。 日はそのDesign Systemがどのように開発・運用されているのかを紹介したいと思います。 開発体制 Design Systemの開発はデザイナー、エンジニアが1つのチームとして開発を行っています。 開発のポイントとしては以下のとおりです。 デザインタスク、実装タスクなどすべてのDesign Systemのタスクは1つのバックログで管理 隔週に1度、やることの計画、やったことの確認をチーム全員で行う チームメンバーは全員兼務なので、極力MTGを増やさないよう、非同期でのコミュニケーションをメインにしている この体制になった背景として、当初はDesign System開発がデザイナーとエンジニアで分断されていたことにあります。 デザインとエンジニアリングでそれぞれ別のバックログをもち、それぞれ別のサイクル

    大規模B2B SaaS 「HRMOS」におけるDesign Systemの開発・運用プラクティス
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    honeybe 2021/06/02
  • 大規模toB SaaS「HRMOS」のフロントエンド開発にDesign Systemを導入した理由

    HRMOSでは複数存在するモジュールの体験を統一するために「Design System(デザインシステム)」の開発を行ってます。 そこで日は HRMOSにおけるDesign System メリットだけではない、Design Systemのデメリット を中心に紹介をしたいと思います。 Design Systemとは? 『Design System』というの一節にこう書かれています。 デザインシステムとは、デジタルプロダクトの目的を達成するために首尾一貫したルールで編成された、お互いに関連づけられたパターンとその実践方法です。パターンは繰り返される要素で、これらを組み合わせてインターフェースを作成します。 — Design Systems - アラ・コルマトヴァ HRMOSにおいてのDesign Systemとは、いわゆるUI Kitのようにデザインパターンが羅列されているだけでなく、いつ

    大規模toB SaaS「HRMOS」のフロントエンド開発にDesign Systemを導入した理由
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    honeybe 2021/05/25
  • 1年を超える長期プロジェクトを30人超でふりかえりした話(後編) 〜チーム構成、時間構成〜

    新規プロダクトや大きな機能のリリース、大規模リニューアルなど、長い時間かけて行うプロジェクトは少なからず発生します。 みなさんは、そのようなプロジェクトのふりかえりは上手く行えていますか?また、オンラインでのふりかえりはどのように行っていますか?この記事では、長期間のプロジェクトに対するふりかえりの方法を、どのように準備して行なっていったかをご紹介します。 今回のふりかえり会の全体像 今回のふりかえりではmiroを用いて下記の流れで行いました。それぞれのプラクティスの内容については、前編で説明しています。 ふりかえり事前会アジェンダ 参画時期の共有(プラクティス1) 起こったことの共有(プラクティス1) ふりかえり会アジェンダ 日のチャレンジ宣言(アイスブレイク) 良かったこと、気になったことを共有(プラクティス1) インタビュー×3(プラクティス2) 課題の狙いを定める(プラクティス

    1年を超える長期プロジェクトを30人超でふりかえりした話(後編) 〜チーム構成、時間構成〜
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    honeybe 2021/04/27
  • スクラムチームを支える心理学 - 死亡前死因分析

    この記事では、私たちのチームがスプリントゴールの達成とコード品質の低下を防ぐために行っているプラクティス、「死亡前死因分析」について紹介します。 スクラムチームと計画 変化への適応が強調されるスクラムですが、だからと言って事前の計画をないがしろにすることはできません。 私たちのチームが大切にしているキーワードのひとつに、“Measure twice, cut once” (二度測って、一度で切る)があります。もともとは優れた大工の仕事を指す言葉で、注意深く計画し一度で仕事を済ませる、手戻りのない状況を表現する言い回しです。 私たちにとっても、“Measure twice, cut once” の大切さは大工にとってのそれと変わりません。手戻りはデリバリの速度だけでなく、実装の素直さやコードの端的さにも悪い影響を与えるためです。ソフトウェアのバグが一番現れやすい箇所は「苦労と試行錯誤の末にな

    スクラムチームを支える心理学 - 死亡前死因分析
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    honeybe 2021/04/07
  • 効果を維持しつつテスト工数を削減した話 〜テスト設計改善の質問回答編〜

    以降では、このテスト設計改善の取り組みに対する質問に回答していきます。 テスト設計改善についての質問の回答 【質問1】テスト設計にあたって開発ドキュメントの参照はしないのでしょうか。開発ドキュメントがほとんど無い? 開発ドキュメントの参照はします。チケットの内容、開発ドキュメントだけでなく、その内容に対しての疑問点は実際に開発と議論しておきます。開発者との議論はテスト設計に着手する前、テスト観点出しを行う前後の活動です。 【質問2】テストと設計の比率を出していらっしゃいましたが(テストをいっぱいやるようにした)、数える単位は何ですか?人数?時間?その他? 説明資料では文字の大きさの都合上省略した形で書いていますが、比率を出していたのは「(開発の設計ではなく)テスト設計」と「テスト実施」の比率です。また、ここでの比率は感覚値ではありますが、工数比です。 【質問3】改善後の成果物サンプルやアク

    効果を維持しつつテスト工数を削減した話 〜テスト設計改善の質問回答編〜
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    honeybe 2020/10/27
  • Rust愛が高まりすぎて勉強会を開いた ~ Running Rust in Production 誕生秘話

    皆さん、初めまして。 2017年新卒入社の牧野美咲(@T5uku5hi)と申します。 キャリトレ事業部のサーバーサイドエンジニアです。 今回は、先日開催したRustの勉強会についてお話したいと思います。 なぜRustの勉強会? 私は趣味Rustの勉強をしています。 きっかけはこちらのスライドをご覧ください。 Rustのお陰で、普段業務で使っているJavaへの理解が深まった訳ですが、 せっかくだからRustを業務で使ってみたい でも、Rustの使い所や提案の仕方がわからない という状況でした。 わからないから知りたい! そうだ、Rustを実際に業務で使っている人に教えてもらおう! 知的好奇心の塊である私は、勉強会を開くことを決意したのでした。 話題の方々に直撃お声がけ タイムリーなことに、Rustユーザーの集うSlackチャンネルで、 「どの日の会社がRustを使っていますか?」 という

    Rust愛が高まりすぎて勉強会を開いた ~ Running Rust in Production 誕生秘話
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    honeybe 2018/07/19
  • AWSネットワーク構成図の手動更新が辛い?よろしい、ならばCloudMapperだ

    株式会社ビズリーチで、SREエンジニアとして勤務しているmassです。2017年4月に入社してから、HRMOSというサービスのAWSのインフラを管理したり、アーキテクチャの設計・構築をしたりしています。 今回は、入社してから半年経ったらいつのまにかサービスのネットワーク管理者になっていて、そこで発生した問題と、それを解決するのに非常に役立ったCloudMapperというOSSを紹介したいと思います。 発生した問題 私がネットワーク管理者を引き継いだ段階では、ネットワーク構成図が作成されておらず、以下の問題が発生していました。 ロードバランサーを止められない 用途不明のロードバランサーが存在したため、停止を検討した。 しかし、どのリソースから利用されているか見えず、不用意に停止できなかった。 用途不明なEC2インスタンスの調査ができない AWSからメンテナンス通知が来た対象が用途不明なEC2

    AWSネットワーク構成図の手動更新が辛い?よろしい、ならばCloudMapperだ
    honeybe
    honeybe 2018/06/18
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