松江に用事があって、ほんのちょっと時間がとれたので、今年、国宝に指定されたという松江城に駆け足で行ってきた。 現在、当時のままの建造物として、日本に残っている天守閣はわずか12で、そのうちのひとつ。 大阪城のように最新設備で再建されたところも便利で良いのだが(大阪城がもし残っていたら、待ち時間が凄いことになっていただろう)、現物が残っていてその中に入ることも触れることもできるというのは、最高にエキサイティングだと思う。 素晴らしかった。 なんせ江戸時代、1634年(381年前)に建てられた木造建築や石垣がそのまま残っているのである。 地階には井戸が残っている。 籠城戦になれば武器食糧に加えて清潔な水が必要だ。だけど、高い位置にあると思っていた天守閣の地下に井戸が掘られているということにびっくり。深さは24mあり、常時飲料水が得られたという。 柱も階段も床も、素晴らしい風合いだ。太い柱は板で
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