なんとなく、普段から「心を掴まれる」という現象について、よく考えている。 周囲であまり評価の高くない映画に、訳も分からず感動してしまったことがある。最初は全然おいしいと感じなかったカップラーメンに、妙にハマってしまったことがある。 その現象を、まるっと「心を掴まれる」に包括できると思っている。喜び、悲しみ、苦しみ、痛み、嬉しさ、楽しさ、没入感、共感性……これ全部、「心を掴む」ことの一部なのではないだろうか。 要するに「心を掴む」ということは、完成度や普遍性に寄るものではない……とか言い出すと、なんかカッコつけている感じがする。でも、そのくらいこの世のあらゆる娯楽は、みんなで寄ってたかって「心を掴む」という未だ未知の現象を分析し合っているのではないか、と思ったりする。 で、どうしていきなりこんなしゃらくさい話をしているのかというと、今回遊んでいるゲームが『ヘブンバーンズレッド』だからです。キ
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