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ブックマーク / note.com/papanda0806 (5)

  • 進捗マネジメントではなく、プロダクトマネジメントを始める|市谷 聡啓 (papanda)

    何をマネジメントしたら、成果に辿り着きうるのか? これまでの仕事のやり方と、今期待されている仕事のやり方、この2つの間にある大きな違いについて、気付くための問いだ。さらに、この問いの背景には、成果そのものの意味が異なる、という事実が存在する。 成果とは何か? この問いに向き合うたびに、ドラッカーの顔を思い浮かべてしまう。シンプルながら突き詰めて答えようとすると歯ごたえのある良い問いだ。 決められた期日に、予定されたコストで、必要とされるアウトプットを揃える。こうした、守るべき制約は確かに存在する。しかし、これらが成果にあたるかどうかは、仕事の目的に依る。アウトプットを期待通りに完成させることで対価が得られる仕事ならば成果と言える。 一方で、「相手にとっての利便性に一定以上到達すること」であったり、「想定するニーズが確からしいか判断できるようにする」といったことを仕事とするならばどうだろうか

    進捗マネジメントではなく、プロダクトマネジメントを始める|市谷 聡啓 (papanda)
    honeybe
    honeybe 2024/09/03
  • 「アジャイルとは何か」を説明する|市谷 聡啓 (papanda)

    アジャイルとは何か」ということを、先日語らせて頂いた。また、ずいぶんと根に返った話を今更と思われるかもしれない。ただし、「アジャイルとは何か」、このことについて会話した相手は開発者、開発チームではない。日常で開発には携わらない方々だった。 そうした方々に向けて、アジャイルなるものを語る。それがいかなる経緯で今に至り、われわれに何をもたらし、どこへ向かおうとする営みなのか。その質を語ろうとするのは、簡単なことではない。それでも、このところそうした機会を積極的に作っている。 私は、アジャイルに希望を持っている。 私が寄せる希望とは、開発への変革以上に、仕事への向き合い方そのものの変革だ。かつて、さんざん開発の文脈で語り明かした「アジャイルとは何か」を、より広い文脈で捉えていく。「アジャイルに取り組むことが越境だった」時代があったが、今は「アジャイルの越境」を後押ししていく状況にある。 ア

    「アジャイルとは何か」を説明する|市谷 聡啓 (papanda)
    honeybe
    honeybe 2024/02/14
  • さよなら、プロジェクトマネージャー。|市谷 聡啓 (papanda)

    先日、また一年歳を取った。気がついてみればソフトウェア開発という世界に身をおいて、ずいぶんと歳月を重ねてきた。実に20年近い。この20年だけ取ってみても、様々な変遷を経て様変わりしたところと、大して変わらないところとがある。後者の一つが「チーム開発の難しさ」だと感じている。使う技術も、支える環境も、プロセスも勿論変わっているが、チーム開発が楽勝になったためしは未だ無い。変わらない難しさがずっとある。 思うに、人が他者との間でミッションを特定し、前提を把握し、お互いの強みと弱みを理解しあい、少しずつアウトプットを重ね、その過程で起きる不具合を適宜ふりかえりによって解消しながら、感情にも向き合いながら漸次的に物事を進め、成果を上げる...という行為がそもそもとてつもなく高度であって、上手くいかなくなる箇所がいくらでもありえる。 そうした人と人の相互作用を如何に上手く噛み合わせて、活動がなめらか

    さよなら、プロジェクトマネージャー。|市谷 聡啓 (papanda)
    honeybe
    honeybe 2019/08/11
  • 人の相談になんてのるな。|市谷 聡啓 (papanda)

    講師をつとめる研修の終わりに、参加者からの質問というか相談に答えるようにしている。先日の研修で、ある受講者から「職場の開発をアジャイルにしていきたいがどうしたら良いか」というよくある相談が寄せられた。実はこの手の相談はやりとりに手間がかかる。相手の置いている前提、置かれている状況を的確に把握しなければならない。 私「なぜ、アジャイルに取り組みたいのですか」 まず、狙いを聞かねばならない。Start With Why。ここが分からないと何を聞いて答えても的外れにしかならない。ここで、いきなり「見える化から取り組むといいですよ」「もちろんスクラムですね」と、手段を提示しはじめるような相手だと、相談するのはやめたほうが良い。 受講者「スピード感のある開発をしないといけないと思っています。ユーザーの声を聞いて、それを実装していけるように」 私「なるほど、"何をつくるべきか分からない" ソフトウェア

    人の相談になんてのるな。|市谷 聡啓 (papanda)
    honeybe
    honeybe 2019/07/14
  • コミュニティは2回集まると死ぬ。|papanda|note

    昔から、さまざまなコミュニティをつくってきた。ただ、どれも長続きはしなかった。結局、今も残っているのは一つだけ。最初は集まってきたみんなもこれから始まることに期待でいっぱい。すごい盛り上がりを見せる。ところが、たいていの場合わずか2回目の集まりを経たところで、もう衰退期に入っていく。3回目には集まる人数が激減する。ここまで2-3ヶ月程度のことだ。コミュニティは2回集まると死ぬ。 長らく、その理由が分からないでいた。どういう工夫をとっても、たいてい死んでしまう。どういう集まりだったとしても。顔ぶれが違っていても。同じ道を辿る。まるで私だけタイムリープを繰り返しているかのように。2回目で死を迎えることになれてしまっているし、特に驚きもしない。ただ無力さだけはいつも感じていた。 ある時、一つの仮説に思い当たった。ヒントはリモートワークだった。仕事として、リモートワークを基とする日常を送り、組織

    コミュニティは2回集まると死ぬ。|papanda|note
    honeybe
    honeybe 2018/12/07
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