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ブックマーク / www.cinra.net (78)

  • 鈴木亮平『シティーハンター』インタビュー。「令和の観客」に愛されるためにアップデートしたこと | CINRA

    北条司による人気漫画を実写化したNetflixのオリジナル映画『シティーハンター』の配信が始まり、Netflix週間グローバルTOP10で初登場1位を獲得するなど反響を呼んでいる。主人公・冴羽獠を務めたのは、作の熱烈なファンでもあり、長年にわたって冴羽獠を演じることを望んでいたという鈴木亮平だ。 配信後初となるインタビューで、並々ならぬ思いを込めた作に参加した感想を聞いた。 『シティーハンター』予告編 / 物語の主人公・冴羽獠は、東京・新宿を拠点にし、裏社会での様々なトラブル処理を請け負う超一流のスイーパー(始末屋)。無類の美女好きで、美女に出会うとタガが外れてしまうが、いざ依頼を受ければ、並み外れた銃の腕と身体能力、そして冷静沈着な頭脳で、仕事を遂行する。そんなクールでおバカでもっこりの “冴羽獠” を演じるのは鈴木亮平、ヒロイン “槇村香” 役は森田望智、獠の相棒である “槇村秀幸

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    honeybe 2024/05/16
  • チバユウスケへの献花の会『 Thanks ! 』に寄せて。色褪せずに残る声 | CINRA

    去年11月26日に亡くなったチバユウスケへの献花の会『 Thanks ! 』が1月19日、東京・Zepp DiverCityで執り行なわれた。正午から始まった一般参列者向けの献花式には多くのファンが駆けつけ、日音楽シーンに大きな影響を与えたロックミュージシャンとの別れを惜しんだ。 チケットの応募者が多数となり追加枠が設けられ、The BirthdayのInstagramでは現地にいない人に向けてライブ配信も実施された。21時の最終枠に参列したときの様子とそこで感じたことを少しだけ綴りたい。 ◇ 1月19日、冬晴れとなった東京でチバユウスケの献花の会が開催された。 1991年から2003年までロックバンドTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのフロントマンとして活動し、その後はROSSO、Midnight Bankrobbers、THE GOLDEN WET FINGERS

    チバユウスケへの献花の会『 Thanks ! 』に寄せて。色褪せずに残る声 | CINRA
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    honeybe 2024/01/25
  • 松本大洋「漫画を嫌になりたくなくて」。メール取材で明かす『東京ヒゴロ』でも描いた創作の苦悩と喜び | CINRA

    『鉄コン筋クリート』『ピンポン』『Sunny』『ルーヴルの』など数々の名作を世に送り出し、多くの漫画家やクリエイターに影響も与えてきた松大洋。そんな松の最新作『東京ヒゴロ』が、2023年10月発売の第3巻で完結を迎えた。主人公である50代の漫画編集者を中心に、創作への葛藤や情熱を抱えたさまざまな漫画家と編集者の「漫画愛」「創作の哲学」を描いた作。 松大洋は、なぜいま、漫画家として35年以上ものキャリアを重ねてきたなかで、自身の職である「漫画」を真正面から題材に選んだのだろうか。作に通じる松自身の「漫画」に対する愛情・創作論・哲学……なども探りたく、メールで取材を依頼したところ、12個の質問に対してテキストで想いを綴ってくれた。 「漫画を好きかどうかもわからなくなりそうで、つらかった時期もあった」と明かしてくれた松が、それでも漫画の創作を続けられた理由とは? 稿では、松

    松本大洋「漫画を嫌になりたくなくて」。メール取材で明かす『東京ヒゴロ』でも描いた創作の苦悩と喜び | CINRA
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    honeybe 2024/01/12
  • 韓国SF作家キム・チョヨプが語る。異なる他者を理解しようとすることを、諦めたくない | CINRA

    近年、韓国では「新世代」と呼ばれる作家たちによるSF小説が一大ブームとなっている。その潮流を牽引しているひとりが、キム・チョヨプだ。2019年刊行のデビュー作『わたしたちが光の速さで進めないなら』は韓国内で発行部数35万部の大ベストセラーに。日でも翌年に邦訳が刊行されると相次ぐ重版となった。 今年9月、日では3冊目となる単著『この世界からは出ていくけれど』(早川書房)を刊行。SF小説という表現を通じて現実社会やコミュニティの在り方を問い、「決定的にわかりあえないこと」、それでも「なんとかわかりあおうとする人間同士の様」を描いてきたキム・チョヨプによる最新作は、よりそのテーマが色濃くなっていると感じる。11月、『K-BOOK フェスティバル』で来日した作家に希少な日でのインタビューの時間をいただき、大学で化学を専攻していた彼女のバックグラウンドから近作のテーマまでじっくり話を伺った。

    韓国SF作家キム・チョヨプが語る。異なる他者を理解しようとすることを、諦めたくない | CINRA
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    honeybe 2023/12/23
  • 藝大楽理科&声楽科卒のコンビ、LioLanによる「次世代の日本語ポップス」の開封の儀。その成果を語る | CINRA

    TK from 凛として時雨、ずっと真夜中でいいのに。などの鍵盤奏者/アレンジャーとして活動する和久井沙良と、『トイストーリー3』や『毎日かあさん』といった作品で子役声優を務めた経歴を持つシンガー、キャサリンが組んだユニットLioLan。彼女たちはともに東京藝術大学音楽学部の出身で、大学では学内のヒップホップバンドでも活動し、幅広い音楽的素養を身につけていった。 これまで鍵盤で曲制作を進めてきた和久井沙良がDAW(※)を駆使した曲づくりに着手し、稀有な歌唱力を持つキャサリンと出会ったことで、これまでの和久井のキャリアでは見られなかったような予測不可能なおもしろさを放った1st EP『UNBOX』が完成した。 まるで玉手箱のような、どんな音楽が出てくるかわからないワクワク感。この歪な音楽は、一体どこから来たのだろう? 二人の大学生活について、音楽における「日らしさ」に関する解釈について、そ

    藝大楽理科&声楽科卒のコンビ、LioLanによる「次世代の日本語ポップス」の開封の儀。その成果を語る | CINRA
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    honeybe 2023/09/05
  • TESTSETが「バンド」という肉体を手にするまで。砂原&LEOがMETAFIVEとの連続性と差異とともに語る | CINRA

    砂原良徳、LEO今井、白根賢一、永井聖一によるTESTSETが1stアルバム『1STST』を完成させた。もともと2021年の『FUJI ROCK FESTIVAL』にMETAFIVEの特別編成として出演したことからスタートしたこのバンドは、その後のライブオファーを受けてTESTSETとして再始動。これまでメディアへの露出はごく限られたものだったが、ライブを観た人からは絶賛の声が寄せられていたバンドの全貌がついに明らかになった。 METAFIVEからの連続性も感じられつつ、白根と永井もソングライティングに関与し、よりフィジカルに進化を果たした『1STST』はTESTSETとしての記名性が強く感じられる作品に。そして作は、生演奏とプログラミングを織り交ぜたサウンドデザインで、SNSに端を発する現代の諸問題を歌い、アートワークも含めて自然と文明の対比を描きながら、その複雑さを見つめ、「リアルの

    TESTSETが「バンド」という肉体を手にするまで。砂原&LEOがMETAFIVEとの連続性と差異とともに語る | CINRA
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    honeybe 2023/07/14
  • 極小のアート作品「1mmタトゥー」を体験。藝大院生の佐藤はなえとの対話で見えたタトゥーの価値 | CINRA

    近年、タトゥーを入れたり、入った人を見る機会が日でも増えてきた。タトゥーに関する情報や知識も広がり、タトゥーカルチャーがポピュラーになりつつある。一方、いまだタトゥーに対するネガティブなイメージが根強くあることも否定できない。 そんななか「1mmタトゥー」なるアートワークを展開しているのが、東京藝術大学の大学院生でもあるアーティスト・佐藤はなえ。1mmタトゥーとは、1mm大のドットのタトゥーを施術するアート作品だ。これまで1000人を超える老若男女、多国籍の希望者に1mmタトゥーを施してきたという。 なぜ佐藤はタトゥーを1mmというサイズで施術するのか。それはアートとどのような関係を持つのか。はたまた1mmタトゥーをつうじて、芸術と社会の両面に対してどんな影響を与えようというのだろうか。実際に施術を体験しながら、そのコンセプトやタトゥーに対する価値観についてうかがった。

    極小のアート作品「1mmタトゥー」を体験。藝大院生の佐藤はなえとの対話で見えたタトゥーの価値 | CINRA
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    honeybe 2023/07/10
  • Corneliusが語る、いま「諸行無常」と歌うのは。誕生と消滅、切れ目なく続く毎日、残された時間 | CINRA

    オリジナルアルバムとしては6年ぶりとなるCorneliusの新作『夢中夢 -Dream In Dream-』は、いつになく小山田圭吾のパーソナリティが露わになったシンガーソングライター的な作品となっている。 空間とレイヤーを活かしたCornelius印のサウンドプロダクションが健在であることはいうまでもなく、歌の要素が強まった前作『Mellow Waves』(2017年)の発展形と見ることもできるだろう。しかし、もともと短編映画の主題歌として書き下ろされ、坂慎太郎が作詞を担当した“変わる消える”とインストを除く全曲の作詞を小山田人が手がけ、歌っているというのは大きな変化だ。 開会式の音楽を担当する予定だった東京オリンピックにまつわる騒動(※)と、世界中を襲ったパンデミックを経た、現在の小山田の心境が伝わってくる作品であり、サウンドやビジュアルだけでなく、言葉をもデザイン的につくりあげて

    Corneliusが語る、いま「諸行無常」と歌うのは。誕生と消滅、切れ目なく続く毎日、残された時間 | CINRA
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    honeybe 2023/06/29
  • YMOが世界に拡散したオリエンタリズムと、テクノ先進国としての栄光と衰退。いま日本文化の選ぶべき道は | CINRA

    いまから45年前、1978年にデビューしたYellow Magic Orchestra(YMO)は、翌1979年にアメリカの大手レーベル「A&M Records」から1stアルバムをリリースした。このUS版1stアルバムには、国内版1stアルバム(1978年)とは異なるミックスが施されたことに加え、独自の、非常に象徴的なアートワークも作成された。 扇子を手に、顔の半分を覆うほど大きなサングラスをかけ、頭からはメデューサを想起させるカラフルなケーブルが伸びた芸者……ジャケットに描かれた鮮烈なモチーフ「エレクトロニック・ファン・ガール」(通称・電線芸者)とともに、YMOは世界に広まっていくことになる。 そのエレクトロニック・ファン・ガールがあしらわれた金屏風が今年3月、音楽レーベル「U/M/A/A Inc.」の設立20周年プロジェクトTechnoByobu』の第1弾プロダクト「Electro

    YMOが世界に拡散したオリエンタリズムと、テクノ先進国としての栄光と衰退。いま日本文化の選ぶべき道は | CINRA
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    honeybe 2023/06/13
  • 20年で少女漫画はどう変化したのか? 『フルバ』『カレカノ』から令和の作品までひらりさが語る | CINRA

    漫画評論家・米沢嘉博さんが「少女マンガは『愛』『自己と世界』を中心に展開してきたともいえる。それによって、少女マンガは独自のモチーフ、テーマを選びとり、スタイルを完成させていった」(『戦後少女マンガ史』 / ちくま文庫より)と言っているように、少女漫画は明治時代の少女雑誌の誕生以降、独自の発展を遂げてきた。そして近年では媒体の多様化や読者層の変化により、一層複雑な変化を続けているように思う。 カルチャーシーンの「これまで」と「これから」を考える、CINRAメディア20周年特集「Crossing??」。今回は、ここ20年の少女漫画の流れを、個人の体験とともに振り返りたいと思う。ご登場くださったのは、文筆家として活動されているひらりささん。1989年生まれで、雑誌最盛期の90年代から漫画雑誌を読みはじめたというひらりささんの少女漫画史をお伺いしながら、作品やヒロインの変化、そしてそこから見える

    20年で少女漫画はどう変化したのか? 『フルバ』『カレカノ』から令和の作品までひらりさが語る | CINRA
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    honeybe 2023/06/04
  • アニメだけでなく、地元への愛も深い。ミーガン・ザ・スタリオンと南部ヒップホップの戦いの歴史 | CINRA

    今年の『SUMMER SONIC』では、ケンドリック・ラマーがヘッドライナーとして出演することが発表されているが、昨年のMegan Thee Stallion(ミーガン・ザ・スタリオン)の初来日は日のヒップホップファンにとって最大のトピックのひとつだったといって差し支えないだろう。 日のアニメに深い愛情を持つことでも話題を振り撒くMegan Thee Stallion(※)だが、稿ではテキサス州ヒューストン育ちというその出自に注目したい。テキサスおよびヒューストンをはじめとしたアメリカ南部のヒップホップはかつて、ヒップホップ誕生の地であるニューヨークのそれに比べると正当に評価されてこなかった歴史があるのだという。 そんな地で育ったMegan Thee Stallionがラップスターにのし上がっていったことからは、どんなことが読みとれるのか。そしてその物語にはどんな背景があるのか。ヒッ

    アニメだけでなく、地元への愛も深い。ミーガン・ザ・スタリオンと南部ヒップホップの戦いの歴史 | CINRA
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    honeybe 2023/03/10
  • 中学生でバーチャルシンガーに。花譜が経験した「わたしの拡張」とは?PIEDPIPER×佐久間洋司 | CINRA

    リアルとデジタルが融合する世界では、人々はどのように進化していくのだろうか。CINRAでは未来の人々の行動原理を探求する「メタ・サピエンス」プロジェクトを発信。 今回は、バーチャルシンガーの花譜(かふ)をプロデュースするPIEDPIPER氏と、バーチャル時代における自己のあり方について研究を行なう佐久間洋司氏の対談を敢行した。 「日の何処かに棲む、何処にでもいる、何処にもいない19才」というプロフィールをもつ花譜氏。2018年にYouTube上で配信をはじめ、2022年にはVTuberとして初めて日武道館でワンマンライブを行なった。さらに彼女の歌声は「音楽的同位体・可不」として再現され、あらゆるところで再生されるなど、まさにリアルとデジタルの境目なく歌を届けている。 記事では人の言葉も交え、10代にしてリアルとデジタルが融合した世界を生きる花譜のアイデンティティーの現在地を探る。 -

    中学生でバーチャルシンガーに。花譜が経験した「わたしの拡張」とは?PIEDPIPER×佐久間洋司 | CINRA
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    honeybe 2023/01/31
  • 「TR-808」開発秘話をNHK『ノーナレ』で放送、開発者・菊本忠男がテレビ初登場。石野卓球らも出演 | CINRA

    リズムマシン「TR-808」を特集する『ノーナレ「808 Revolution」』が12月17日23:20からNHK総合で放送される。 1980年にローランドから発売された「TR-808」。当初は「全くリアルな音ではない」と「失敗作」の烙印を押されたが、開発者も想定しない「予想外の使い方」によってヒップホップ、R&B、ハウス、テクノ、ポップスなど世界中のアーティストに愛されるようになった。 番組では松武秀樹、Afrika Bambaataa、石野卓球、トリル・ダイナスティが「808伝説」を語るほか、「ミスター・キクモト」として知られる開発者の菊忠男がテレビ初出演し、開発秘話やその音が持つ根源的な力を明かす。 番組音楽は渋谷慶一郎が担当。ほぼ全てを「TR-808」で制作したという。

    「TR-808」開発秘話をNHK『ノーナレ』で放送、開発者・菊本忠男がテレビ初登場。石野卓球らも出演 | CINRA
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    honeybe 2022/11/30
  • 起業のリアルな失敗を描く。漫画『100話で心折れるスタートアップ』が経営者から注目を集めるわけ | CINRA

    2022年7月、Twitterに突如現れ、じわじわとファンを増やしている漫画『100話で心折れるスタートアップ』。大学の起業サークルに所属しているウサギが仲間とともに会社「ウサコア」をつくり、紆余曲折ありながらも会社を徐々に大きくしていく物語だ。 フォロワーには経営者や起業家も多く、この物語で起きるできごとのリアルさがうかがえる。現在(2022年9月30日時点)は100話まで残り数話となり、徐々にウサギの「心が折れていく」様子が見てとれる展開になっているが、この物語が伝えたいことは一体なんなのだろうか。そもそも、なぜこの物語を描こうと思ったのか? 作者に話を聞いた。 ―まずはじめに、この物語を描こうと思ったきっかけを教えてください。 『100話で〜』作者(以下、作者):もともと、以前から描こうとは思っていました。スタートアップ業界って、華々しい話や成功した話はメディアにたくさんあるし、企業

    起業のリアルな失敗を描く。漫画『100話で心折れるスタートアップ』が経営者から注目を集めるわけ | CINRA
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    honeybe 2022/09/30
  • 臆病さと自信のなさを振り払った人生の筋トレ。柴田聡子が「取扱注意な表現」を真顔で歌うまで | CINRA

    フルアルバムとしては『がんばれ!メロディー』以来、およそ3年ぶりとなる柴田聡子のアルバム『ぼちぼち銀河』がリリースされた。 凡庸な想像をにこやかにひらりとかわすような柴田聡子らしい軽やかさがありながらも、これまでにない切々とした情感もこもったこのアルバムは、2021年8月に柴田が行きあたった「ぼちぼち銀河」と表される感覚が核になっているという。 今年デビュー10周年を迎え、誰にも真似のできない表現を続けながらも、インタビュー中たびたび「臆病」「自信がない」といった言葉で自身を形容する柴田聡子は、一方で、作制作時の心境について「音楽をつくるうえで自分の欲望が濃くなってきたんです」と話す。 『ぼちぼち銀河』制作に際しての彼女の変化や心持ちとともに、いまの柴田聡子が、これまでの自身の作品や、音楽、そして言葉とどのように向き合っているか、その現在地を聞いた。 柴田聡子(しばた さとこ) シンガー

    臆病さと自信のなさを振り払った人生の筋トレ。柴田聡子が「取扱注意な表現」を真顔で歌うまで | CINRA
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    honeybe 2022/06/10
  • 柴田聡子『ぼちぼち銀河』合評 ひとりぼっちの「島」を飛び出し10年、バンドを引き連れ「銀河」へ | CINRA

    デビューアルバム『しばたさとこ島』のリリースから10年、柴田聡子はふと自分の口から出た「あ〜、もう、ぼちぼち銀河だわ〜」という言葉にはっとした。「ぼちぼち銀河」とは一体何なのか? そのことに向きあい探求しながらつくり上げた6枚目のアルバム『ぼちぼち銀河』が、5月25日にリリースされた。 そんな新作『ぼちぼち銀河』評、そして柴田聡子の10年について、柴田を長らく追い続けてきたライターの村尾泰郎と、ココナッツディスク吉祥寺の矢島和義が綴る。 柴田聡子(しばた さとこ) シンガーソングライター / 詩人。北海道札幌市出身。1986年札幌市生まれ。武蔵野美術大学卒業、東京藝術大学大学院修了。2010年、大学時代の恩師の一言をきっかけに活動を始める。2012年、三沢洋紀プロデュース多重録音による1stアルバム『しばたさとこ島』でアルバムデビュー。文芸誌や新聞への詩作の寄稿や『文學界』でのエッセイ連載

    柴田聡子『ぼちぼち銀河』合評 ひとりぼっちの「島」を飛び出し10年、バンドを引き連れ「銀河」へ | CINRA
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    honeybe 2022/05/28
  • tofubeatsが明かす突発性難聴の日々。上京や結婚などの変化、自らを探りつづけた4年 | CINRA

    tofubeatsによる4年ぶりのフルアルバム『REFLECTION』は、ゲストシンガーを呼ばず、ほぼ一人きりでつくり上げた前作『RUN』(2018年)から一転、中村佳穂をはじめ、地元神戸を拠点とするヒップホップユニットNeibissや、Kotetsu Shoichiro、UG Noodleら多数のアーティストと積極的にコラボレーションを行っている。「反射」や「反映」を意味するタイトルを冠した作だが、自らを「他者」という鏡に映し出すことによって、その輪郭を知ろうとするtofubeatsの行為は、コロナ禍で自分自身と一人向き合うことに疲弊してしまった私たちの心を「反映(reflect)」しているかのようだ。 思えばtofubeatsの楽曲は、“朝が来るまで終わる事のないダンスを”が「アンチ風営法ソング」として使用されたり、“陰謀論”リリースのタイミングで緊急事態宣言が発令され、その後コロナ

    tofubeatsが明かす突発性難聴の日々。上京や結婚などの変化、自らを探りつづけた4年 | CINRA
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    honeybe 2022/05/19
  • 過酷な社会を「生き抜いてほしい」というラッパーの祈り。dodoの「ダメでも続ける」人生の哲学 | CINRA

    変わっていく時代、変わっていく自分。あるいは、そう簡単に変わらない社会と人間。私たちは幸福なのだろうか、不幸なのだろうか。きっと、どちらでもあるのだろう。ラッパー、dodoはリアルであるがゆえに、自分が立つ場所の複雑さや曖昧さを隠さない。そして、その複雑に入り組んだ場所から彼は言うのである、「生き抜く。そして、それを繰り返す」と。 1月29日、現在建て替え工事中のGinza Sony Parkにて開催されている『Park Live』の一環として生配信ライブをおこなったdodo。 ライブのセットリストは新作アルバム『again』収録曲がメインに据えられており、dodo自らが「日特化型サバイブ民謡」と銘打つその楽曲群は、いまこの時代の日を生きる人々の混乱や疲弊に寄り添い、ときに鼓舞するように響いていた。 この一見ラッパー然としていないラッパーは、しかし「リアルである」という点においてラップ

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    honeybe 2022/02/25
  • CDの復権をテーマにディスクユニオンベストアルバムストアが7月新宿に開店 | CINRA

    「ディスクユニオンベストアルバムストア」が7月9日に東京・新宿にオープンする。 CDソフトが登場してから来年で40年を迎える中、売上は減少の一途を辿っていることを受けてディスクユニオンは「CDの復権」をテーマにベストアルバムに特化した専門店を出店。ベストアルバムの専門店とCDの復権の関係については、CDの出現により音楽の収録時間が最大74分と、レコードに比べて長時間収録が可能になり、昭和から平成においてベスト盤やコンピレーション盤のリリースが全盛期を迎えた結果、幅広い層の人たちが音楽を聴くようになり、CDが音楽ソフト市場の拡大に貢献したことが挙げられている。 同ストアでは1万枚超のオールジャンルの新品、中古のベストアルバムCDを展開。高音質盤などのハイエンドCDやリーズナブルな商品のほか、一部レコードコーナーも併設する。店舗独自の特典やキャンペーン、ゲストを迎えたイベントなども実施。 店舗

    CDの復権をテーマにディスクユニオンベストアルバムストアが7月新宿に開店 | CINRA
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    honeybe 2021/06/25
  • 2003年生まれのLAUSBUBが語る 人生を変えたテクノとの出会い | CINRA

    2021年初頭、SNSで拡散された高校生2人組によるテクノミュージック“Telefon”のサウンドクオリティーに度肝を抜かされた人は多いだろう。 ドイツ語で「いたずらっ子」を意味するユニット名「LAUSBUB」と名乗る、北海道は札幌在住の岩井莉子(Gt,Syn,DJ)と高橋芽以(Vo,Gt)による2人組。ユニットを結成したのも、格的に打ち込みをはじめたのもまだ1年と少し前という事実にも驚かされるが、すでにSoundCloudにアップされている3曲は、いずれもYellow Magic OrchestraやBuffalo Daughter、Corneliusなどに影響を受けたポップでミニマルな音楽性に、デジタルネイティブならではのアイデアやユーモアがふんだんに盛り込まれている。 コロナ禍で家にいる時間が増え、できなくなったバンド活動の代わりにはじめたというLAUSBUB。iPadにバンドルさ

    2003年生まれのLAUSBUBが語る 人生を変えたテクノとの出会い | CINRA
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    honeybe 2021/06/19