函館市で8日夜、市民が「ゆるキャラ」のデザインづくりを学ぶ催しが開かれました。 北斗市の『ずーしーほっきー』に、木古内町の『キーコ』。 道南にも、地域のPRで活躍する名物のゆるキャラがいます。 催しは函館市中心部にあるコミュニティスペースで開かれ、函館市内の高校生や主婦など9人が参加しました。 講師は函館で活動しているイラストレーターの「かわむら・てるあき」さんで、乙部町のゆるキャラのデザインなどを手がけてきました。 かわむらさんは複数の違ったモチーフを組み合わせることや個性的な表情にすることで、印象に残りやすいキャラクターができると指導していました。 参加者たちは指導を受けながら、思い思いのゆるキャラを仕上げていました。 たとえば「ピアノオバケ」。 制作者は、黒いグランドピアノの屋根がオバケに似ていると連想したそうで「黒鍵の色がすべて変わっているのがチャームポイントです」と話していました