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→紀伊國屋書店で購入 「時空間感覚の変容を描きだした名著」 本書は、ドイツの歴史家ヴォルフガング・シヴェルブシュによる、もはや古典とも言うべき著作であるが、昨年末付けで新装版が刊行され、その内容に鑑みて、今日でも得るところの大きい著作としてここで紹介したい。 そのタイトルは『鉄道旅行の歴史』であるが、「何年から汽車の旅行が始まって、次は、何年に新幹線ができて・・・」といったような、いわゆる時系列的で年表形式の歴史を想像して手に取ると、期待外れに終わることだろう。 むしろ本書は、ただの鉄道旅行の歴史というより、豊富な歴史的資料に基づき壮大なスケールで描かれた時空間感覚の思想史というべき著作なのだ。 19世紀の欧米社会において、鉄道というメディアを媒介に、いかに時空間感覚が変容していったかというのが主たる内容だが、その骨子は次のような記述にまとめられよう。 「時間と空間の抹殺、これが鉄道の働き
日本巫女史 目次 巻頭小言 総論 第一章 巫女史の本質と学問上の位置 第一節 巫女の種類と其名称 巫女の二大分類—第一は神和系に属する神子の名称—古今に渉り約二十六—第二は口寄系に属する市子の俚称—各地に亘り約四十三—まだ此の外にも十数種ある 第二節 巫女史の意義と他の学問との関係 巫女史の研究は他の多くの学問に交渉を有つ—巫女史という名称に就いて—巫女史の内容と其の範囲—巫女史と政治史との関係—巫女史と祭祀史との関係—巫女史と呪術史との関係—巫女史と文学史との関係—巫女史と経済史との関係—巫女史と売笑史との関係—巫女史と法制史との関係—巫女史と原始神道史との関係その他 第三節 巫女史の学問上に於ける位置 文化史に於ける巫女史の地位—原始神道に於ける巫女史の地位—民俗学に於ける巫女史の地位 第二章 巫女史の研究方法 史料は出来るだけ多く蒐集—史料は厳重に批判して採択—史料の整理と其の解釈—
たくさんのライトノベルが毎月のように出版されているがその中で自分にとって面白いと思える本は少ないのが現実だ。あの電撃文庫の新人賞で発掘された作品であってもあたりと思える作品は限られている。苦労をしながら書店まで買いにいって、家に帰って読んだときなど怒りを通り越して、その場で泣き崩れるほどだ。まったくもってその絶望は筆舌につくしがたい。返品したいぐらいだ。 それでも、新人作品を買うということ続けるのはより有望な作家を見つけたいというあくなき志からだが、あまりにも地雷が大きいので普通の人はまねをしなくていいと断言しておく。勿論、買う人が少なければ続刊は出ないのだが評価が定まってからの方が効率を考えるならば最善の手であろう。時は金なり。そう称してもいいぐらい新人作品は地雷原のようなものだ。 去年、最も駄作だと思ったのは撃路崎真咲の密室プレイだが、なぜかこの作品を評価する人もいて僕としては理解に苦
0.はじめに 絵、イラスト、グラフィックス。 そうしたものは本来自由に描かれて、自由に見られるべきものです。 ですから、今回私の書いた理屈っぽいコラムは、「こんな見方もあるのか」程度にご覧になって頂ければ幸いです。 理屈は自由になるためのものであって、縛るためのものではありません。 ここに書いた理屈で、貴方の感じる色が広がることがあっても、狭くなってしまうことがありませんように――。 1.「終わりのクロニクル3」の不思議な色彩 まずは、さとやすさんの描いた電撃文庫刊、川上稔さん著「終わりのクロニクル3 上中下巻」の 3冊の表紙イラストを見て下さい。形ではなく色を見て下さい。 これらはとても面白い色使いをしています。3冊とも少女が描かれていますが、その服の色は一体何色でしょうか? ぱっと見ると上巻は水色、中巻は紫、下巻は黄色に見えます。 でも単純にそうと言えるでしょうか? よ〜く見てみましょ
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ミリタリーマニアから音楽ファン、ナチスオタク、共産趣味者、アニメオタク、果てはブラックメタラーまで相当広範囲で話題となった『世界軍歌全集』。色々なところで取り上げられましたが、発売から四ヶ月ほど経ち、ほぼ書評は一段落したと思われるので、その抜粋をまとめた物を掲載します。全部補足できなかったので、ここに掲載されてあるのが、全てではないです。 上記は『週刊プレイボーイ』のインタビュー記事。同じ記事がこちらにも載っています。 2012年は北朝鮮の年! 43ヵ国の軍歌をひとりで訳した天才が世界情勢を大いに語る! 『世界軍歌全集』[J Ships 2012. Winter vol.47] 「43ヶ国・計300曲の外交の軍歌を、美しい漢文・古文調に翻訳し、解説まで加えたという、前代未聞の本なんだよ。著者は弱冠27歳で、一人ですべての翻訳を手がけたそうだ。」 2012年4月17日ブログに追加 『世界軍歌
何度目かわからないけど「ライトノベル市場規模」の話(2007年12月付け過去ログ) もう市場規模とかどうでもいいよ!という脳内の声もあるのですが、 最近色々な所で数字が出ているので、ちょっと整理してみようかと。 行き着くところは「出版科学研究所」と「オリコン」 直近だとこの辺の記事が該当します。 2011年のライトノベル市場は274億円。販売部数は約5000万冊で、文庫本の4.3冊に1冊はラノベだった。(情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明) 広がるライトノベルの手法 個性的キャラ、読者つかむ :日本経済新聞 「アニメ」「ラノベ」「原作」の意外な関係 ニュース-ORICON STYLE- どこまで含めるかという点はありますが、ライトノベルに特化した市場規模の数値を継続的に出してるのって、 オリコンの「ORICON エンタメ・マーケット白書」や出版科学研究所の「出版月報」
同窓会で出会う旧友や出版とは全く無縁の人と会うと、「宝島みたいだね」と言われる事が多いハマザキカクです。確かに一世を風靡した『別冊宝島』の様に、難しいテーマを手柔らかに取り上げるイメージが似ているかもしれません。 ただし宝島社は今では大手出版社。そもそも一般人が名前を言える出版社は講談社、小学館、集英社、せいぜい幻冬舎や学研、ポプラ社など大手数社ばかり。それ以外の社会評論社の様な出版社は、世間での知名度は無に等しい事を日々実感しています。 そこで今回の「ハマザキ書ク」では一般人の間で「宝島っぽい」と一括りにされそうな、数々の雑学サブカル風な雰囲気を放つ、オモシロ企画型出版社を紹介していきたいと思います。出版社にはそれぞれカラーがあり、自分の感性と合う編集者が在籍している出版社からは、同系統の本が沢山出されているので、本を選ぶ時、「出版社買い」も十分成り立ちます。 またよく「他にハマザキカク
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