Bookニュースをリニューアルしました! 新しいデザインでより読みやすくなったと自負しております。 http://www.honzuki.jp/news/ 今回のリニューアルに伴い、RSSのURLも変更になりました。 リーダーなどにご登録してくださっている場合は、 お手数ですが併せて設定の変更をお願いいたします。 http://www.honzuki.jp/news/?feed=rss 今後も、マニアックな情報を配信していきますので、 よろしくお引立てくださいますようお願いいたします。
昨日(4月いっぱい)で終了予定だった東京堂書店神田神保町本店1Fエスカレーター前での月曜社全点フェア(月曜社書店)は、5月11日まで会期が延長されることになりました。先週末より小冊子「Special Interview with 月曜社」も店頭で配布されています。フェア担当者の清都正明さん(3rdフロアマネージャー)のご質問に私が答えるかたちのものです。また、フェア最終日には以下のイベントも行います。 ◎編集者ライブトーク「公開編集会議2012~月曜社編~」 日時:2012年5月11日(金)18:00~ 場所:東京堂書店神田神保町本店 カフェ1F席 出演:小林浩(月曜社)×清都正明(東京堂書店)×三浦亮太(東京堂書店) 参加無料、予約不要 内容:TOKYODO PRIME COLLECTION第6弾「月曜社書店」の開催を記念し、フェア最終日に「公開編集会議」を行います。出版社に出してもらい
4月24日発売の『表象06:ペルソナの詩学』が、東京堂書店神田神保町店で好評開催中の「月曜社全点フェア」で本日より先行販売しています。まもなく発売となる森山大道『カラー』も先行販売中ですので、どうぞご利用ください。2点の店頭写真はこちら。 もう少し引いて見ると、版元品切の森山大道写真集『新宿+』と『大阪+』が! 下段を見ると、ここにも版元品切本が。上野俊哉『アーバン・トライバル・スタディーズ』とジェイムズ・クリフォード『ルーツ』。 目線を右に移すと、瀬戸正人写真集『picnic』。これも版元品切です。左隣は書店さんの店頭ではめったに出回らない『曽根裕|Perfect Moment』。手作業で一冊ずつ、裏表紙を「破る」加工をしています。 明日以降にはさらなるレアアイテムやサイン本の入荷があるはずです。森山大道『カラー』サイン本、森山大道『新宿』(『新宿+』ではなく親本のほう)、片山廣子『燈火
清水アリカ単行本未収録エッセイ集成『昆虫の記憶による網膜貯蔵シェルター、及びアンテナ』の取次搬入日が4月5日に決まりました。書店さんの店頭に並び始めるのは最も早いところで6日(金)以降になります。 「世界は磁気を帯びた一枚のディスクのようなもので、僕たちは可動式の磁気ヘッドのような存在だと考えてみる。僕たちが磁場の上を歩き回るたびに世界の断片が再生される。あるいは、廃墟を横切ったり、立ち止まったり、ステップを刻んだりする度に、耳慣れない音楽の断片が鳴り響き、ホログラフの映像が浮かび上がっては消え……。廃墟の音楽に耳を傾け、ジグザグに動く光の軌跡をなぞり、奥歯に詰めたゲルマニウム鉱石であらゆる電磁波を検波すること。音と光と電磁波によって「都市=廃墟」の地形図を描き出すこと」(「キャサリン、サリー、あるいは名のない女の……」より、42頁)。 2012年4月6日取次搬入 *文学/エッセイ 昆虫の
永江朗著・『セゾン文化は何を夢みた』(朝日新聞社)を読みました。著者の永江朗氏のことは、『噂の真相』の「メディア異人列伝」で知っていましたが、かつてセゾンの子会社・ニューアート西武の社員で、池袋のアール・ヴィヴァンや渋谷のカンカンポアで働いていたというのは初耳でした。著者がセゾンに勤務していたときと私が西武(セゾン)を担当していたときはちょうど時期的に重なるのですが、あの頃がセゾンにとっていわばいちばんいい時代だったと言えるのかもしれません。 それにして、この本の中でも、阿部和重(作家)・常磐響(デザイナー)・保坂和志(作家)・中原昌也(音楽家/作家)・佐々木敦(批評家)・車谷長吉(作家)・田中りえ(作家)などの名前が出てきますが、現在活躍しているクリエーター達の中にセゾンOBが多いというのは、今更ながらに驚かされますし、と同時に納得もできます。 あるとき、売場の係長が朝礼で、「先日、会長
日本の精神医療史―明治から昭和初期まで [著]金川英雄 本書は、精神医学史に関する類書の中でも飛び抜けてユニークだ。扱う時代は明治から昭和初期とごく短く、官報などからの引用が多い文章はいささか読みづらい。しかし斬新すぎるその切り口で、最後まで一気に読ませる。 特異な点は二つある。第一に、精神医療を隔離・監禁の歴史としてたどっている点。それゆえ感染症の隔離政策に関する記述も多い。第二に、本書の約半分が朝鮮半島における西洋医学導入の歴史に割かれている点。とりわけ韓国の精神医療史のこれほど詳しい紹介は、私が知る限り本書が初めてだ。 著者はまず、わが国の精神医学の礎を築いた東京帝国大学神経病学講座の教授・呉秀三と樫田五郎の著書『精神病者私宅監置ノ実況及ビ其(その)統計的観察』(1918年)を詳しく紹介する。 この本に記された、日本の精神障害者が「此(この)病ヲ受ケタルノ不幸ノ外ニ、此邦ニ生マレタル
紹介 ネイティヴ・アメリカン・スタディーズの成果から知的なインディアンの姿が浮かび上がる! 「アメリカ・インディアン文学をアメリカ文学のサブジャンルとして固定化するべきではない、という姿勢に共感する。なぜなら、じつはそれは先住民、白人、黒人のさまざまなコンタクトゾーン、ボーダーゾーンで多種多様なかたちで発生し表面化する作品群の錯綜体なのだから。クレオリティのパラダイムから見られた、まったく新しいインディアン文学論。」(管 啓次郎) 目次 序 章 インディアンをめぐる文学地図 1 アメリカ文学のインディアン 2 アメリカ先住民の文学 3 アメリカ文学と先住民文学の交点 4 トマス・キングの帰属と越境 第1章 新世界の磁力――ウィリアム・カーロス・ウィリアムズの『アメリカ人気質』を軸に 1 ワスプの人種主義とアメリカの文化的多様性 2 ウィリアムズの不透明性 3 文化を横断する想像力 第2章
同窓会で出会う旧友や出版とは全く無縁の人と会うと、「宝島みたいだね」と言われる事が多いハマザキカクです。確かに一世を風靡した『別冊宝島』の様に、難しいテーマを手柔らかに取り上げるイメージが似ているかもしれません。 ただし宝島社は今では大手出版社。そもそも一般人が名前を言える出版社は講談社、小学館、集英社、せいぜい幻冬舎や学研、ポプラ社など大手数社ばかり。それ以外の社会評論社の様な出版社は、世間での知名度は無に等しい事を日々実感しています。 そこで今回の「ハマザキ書ク」では一般人の間で「宝島っぽい」と一括りにされそうな、数々の雑学サブカル風な雰囲気を放つ、オモシロ企画型出版社を紹介していきたいと思います。出版社にはそれぞれカラーがあり、自分の感性と合う編集者が在籍している出版社からは、同系統の本が沢山出されているので、本を選ぶ時、「出版社買い」も十分成り立ちます。 またよく「他にハマザキカク
あの作品はなぜ消えたのか!? 発禁AVの真相に迫る! 封印されたアダルトビデオ 井川 楊枝著 イガワ ヨウジ ビデ倫の審査拒否、発売禁止、回収騒動…… ISBN978-4-88392-842-2 C0076 192頁 発売:2012-02-23 判形:4-6 2刷 税込1320円(本体1200円+税)品切れ (在庫状態は2024/05/27 12:12:31の状況です) 0(y0)t0:k0:s0;j0;(c97;o47) [内容] ポルノ大国、日本。この国では、日々、おびただしい数のアダルトビデオが作られ、レンタルビデオ店やセルDVDショップなどに流通し、インターネットの動画サイトで配信されている。 その数、年間約2万タイトル。 そんな中にあって、密かに消えていく作品があることをご存知だろうか。リリース直前になって発売できなくなった、あるいは、一度は店頭に並んだものの回収されることになっ
紹介 うたの森に、ようこそ。 柿本人麻呂から寺山修司、塚本邦雄まで、日本の代表的歌人の秀歌そのものを、堪能できるように編んだ、初めてのアンソロジー、全六〇冊。「コレクション日本歌人選」の、寺山修司です。 現実の死に先立って 言語によって自分自身を殺すことで、 彼は誕生し、生きた。 そこからしか彼は生きる力を得ることができなかった。 谷川俊太郎 寺山修司 てらやましゅうじ 戦後の短歌世界に奔放多彩な才能で斬り込み、その後様々な分野を席巻して軽やかに通り過ぎていった前衛歌人。従来の短歌的概念や抒情のあり方に背を向け、既成俳句の表現を換骨奪胎させるなど、その新手法によって生みだされる伸縮自在な〈われ〉を、華麗なイマージュで開陳した。東国の片田舎から出て来た一青年が、日本の近代短歌が開拓した短歌的抒情の世界に激震を走らせて去った魅力は、今もなお健在で新鮮さを失っていない。 目次 01 そら豆の殻一
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く