第30回 2012年9月 ノイズと思考 鈴木創士 サド侯爵『悪徳の栄え 正』『悪徳の栄え 続』 鈴木創士『魔法使いの弟子』 ジャ・ルイ・シェフェール『エル・グレコのまどろみ』 ギー・ドゥボール『映画に反対して』下 そう、途轍もないことだ。最後の日の一日前に、すべては崩れ去るだろう。きっと昔、一度聞いたことがあるような気もする轟音の中で。これでは言い足りない。歴史のない歴史、名前でない名前、叙事詩のきれっぱし、事物の切っ先がどこかにある… ある哲学者は、妻を絞め殺し、放火して、精神病院で暗い日々を送っていた頃、未来はずっと続くと言っていたが、ほんとうにそのとおりだ。そんなことを本にしるした後、彼はひとり寂しく亡くなった。もちろん、20世紀の未来派のたよりなげな意志が歴史から消えたように、それを未来と呼ぼうが何と呼ぼうが、あらゆる名前の消滅の中で(サドの遺言には、自分の墓の名前までもが消滅する
現在、3階哲学・思想書コーナーでは、「数学と哲学」フェアを開催中です。 今年はヒルベルト生誕150年、チューリング生誕100年ですね。 そんなこととは余り関係がないのですが、最近、拙店の哲学・思想書担当者は個人的に 数理論理学の勉強をすこししていました。 この楽しさを、すこしでも伝えたいと思い、フェアを企画してみた次第です。 フェアの企画を知人に話した際、知人は「これまた反時代的な……。」との感想を漏らしていました。 しかしジル・ドゥルーズは実存主義と構造主義が拮抗していたご時勢に、 処女作であるすばらしいヒューム論を上梓しました。 新しい哲学はどこから芽を出すのか、誰にもわからないわけですが、 なるべく多様な思想へのアクセスを整えることも書店の機能のひとつと考え、 上記の知人の言葉を褒め言葉と思って頑張りたいと思います。 ライプニッツの研究で著名な永井博さんの『数理の存在
こないだエアアジアのセールで5円で沖縄に行けるというのがあって、午前0時からインターネットに張り付いて高速でクリックしまくったらチケットが取れてしまったので、明日からしばらく沖縄に行ってきます。LCCに乗るのは実は始めてなのでどんなものなのか楽しみです。セールをこまめにチェックしていれば格安で旅行できそうなのでガンガン活用していきたい。 沖縄では特に何もする予定はないんですが沖縄そばでも食べて来ようと思います。 実は札幌行きのチケットも取れてしまったので、来月には札幌に行くかもしれません(どうせ往復10円だしだるかったらキャンセルしてもいいかくらいの感じで)。 追記:こういうLCC(ローコストキャリア)と呼ばれる格安航空会社は、お金をかけてデカい広告を出したりしない代わりに、安価な宣伝手段の一つとしてときどきネットで話題になるようなこんな格安セールをやります。航空会社のTwitterやFa
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