激戦区の東京選挙区で脱原発を主張し、「新党今はひとり」を立ち上げた無所属新人の山本太郎氏(38)。「当選確実」が出た後の午後9時半ごろ、東京都杉並区の事務所で「まだスタートライン。万歳はしない」と話し、拳を突き上げた。事務所には半ズボンや浴衣姿の支持者ら100人以上が詰めかけ、「もう一人じゃない!」と山本氏を祝った。 選挙期間中、ネットでは簡易ブログ「ツイッター」などで山本氏の主張が拡散されて支援の輪が広がった。投票率は上がらず、組織票のない山本氏には苦しい展開となったが、「行動を起こしても意味がないと思っていた人には届き、投票所に足を運んでもらえた」とネット選挙に一定の効果があったと強調した。 山本氏は昨年の衆院選で東京8区から立候補し、落選しながらも約7万票を獲得していた。【当確速報】選挙区 東京 当確一覧(改選数:5)【当確一覧】第23回参議院議員選挙