前面下部には[本棚][書店][メニュー][戻る][文字]という物理ボタンが配置されている。電子書籍端末は「Kindle Paperwhite」や「kobo glo」のように、物理ボタンを廃して極力タッチ操作にするのがトレンドになっていることを考えると、これは対照的だ。設計思想の違いを感じる。 ソニーの「PRS-T2」のように最新モデルでも物理ボタンを残しているものもあるが、LideoとPRS-T2で異なるのは、読書時に操作する頻度が最も高いページ送りは画面をタッチしてなぞる操作(スワイプ)で行う点だ(PRS-T2ではページ送りを物理ボタン/タッチ操作の両方でサポートしている)。つまりLideoでは、「利用頻度はそれほど高くないが重要な機能」を、物理ボタンへ割り振った形になっている。物理ボタンは画面から離れた位置に配置されており、片手で持ったまま押すのは難しい。ただ、ページ送りはスワイプで行
スタパ齋藤 1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。フォトエッセイのスタパデイズをAlt-R(http://www.alt-r.com/)にて連載中。 ■ ZIPPOハンディーウォーマーって知ってる? チョー寒い最近であり拙者もこごえ中であってキーボード叩く指先が冷え冷えと言える。つーかこの冬マジ激寒っスね。冬って毎年こんなんでしたっけ!? ともあれ、このまま冷えてたんじゃぁ仕事にならねえ!! ぜひ温めていきたい!! てなわけで、今回は携帯可能な暖房っつーか暖取りグッズについて書いてみたいが
野武士のグルメ・・・そういうのもあるのか! こんにちは、J君です。皆さん、独り飯してますか?ラーメン屋で餃子を頬張っては「なるほどこういうタイプか」とか言ってみたり「カルボナーラとシーザーサラダでチーズがダブってしまった」とか心の中でつぶやいたりしていないでしょうか?だいぶ独り飯病が進行しているようですね。実によい傾向です。 最近のJ君はといえば、独り飯の頻度がさらに加速しておりまして「独り飯道とは、これ即ち武士道なり」的な悟りの境地に至っております。本日レビューするのはそんな心境にまさにピッタリの本「野武士のグルメ」です。 「野武士のグルメ」とは、タイトルからも想像できる通り「孤独のグルメ」の原作者である久住昌之先生によるエッセイ集です。マンガではありません。しかし、文章であるがゆえに、孤独のグルメよりもさらにディープなグルメ観が書かれているのです。 特筆すべきはこの「野武士のグルメ」の
何をいまさら万年筆――21世紀の今、万年筆を購入することは、まずその問いに答えることから始めなければなるまい。100~200円も出せば実用面では十分なボールペンを買えるにもかかわらず、それを何百本も買える金額をはたいて万年筆を買い求めるには、それなりに自分を納得させる理由が必要だからだ。 もちろん「サインぐらいはせめて万年筆」派というものは、以前から数多く存在した。だが、最近の傾向は、明らかにそれを超えたものだ。あえて言えば「自己表現の具」としての万年筆である。メーカー側もその変化を敏感に感じ取っており、安価な製品ラインからは万年筆を外し、ある程度、メーカーの個性を打ち出せるレベルのグレードから、製品を展開するようになっている。 また、万年筆の黄金期といわれる1920~1950年の製品を復活させようとするイタリアなどの新興メーカー(むしろファクトリー=「工房」と呼んだほうがよいかもしれない
改めてオープンしたてのNHKオンデマンドのホームページを見てみると、その規模と番組のバリエーションの幅はさすがに圧倒的。NHKの放送の歴史の深さを確かに感じさせる充実したラインナップになっている。 12月1日から、NHKサイト内でPC向け配信が開始されたほか、対応テレビで使用できる「アクトビラ ビデオ・フル」と、ケーブルテレビの「J:COM オン デマンド」、対応する光回線向けの「ひかりTV」で展開をする。今回はPC向けの配信サービスを試してみた。 ■ 強力なライブラリとシンプルな操作画面 まず、PC版の利用には利用登録が必要となる。メールアドレスが必要となるほか、課金方法はクレジットカードとYahoo!ウォレットが用意されている。 カテゴリとして、NHKの地上波/BS合わせて1日10~15番組を放送後から約1週間、購入後24時間まで視聴できる「見逃し番組」と、1,200本以上のタイトルを
9月2日に東京に戻ると、その晩から高熱が出た。アテネの太陽と多くの選手たちからもたらされた感動のせいで、ヒートアップした私の脳のシナプスがショートしてしまったせいだろう。 目を閉じると、今でもまぶしい光がまぶたの裏に広がる。どんなにぎゅっと目とつぶっても消えないほどの白光だ。アテネにいる間、「こんな眩しい光をいつか見たことがあった」と、繰り返し考えていたのだが、クーラーの効いた部屋で布団に横たわっていると、ようやくその光に思い当った。 体験していたばかり思っていたあの灼熱の太陽を、私は「読んで」体に刻み付けていたのだった。 カミュの『異邦人』(窪田啓作訳)にこんな文章がある。 「陽の光で頬が焼けるようだった。眉毛に汗の滴がたまるのを感じた」 「――特に額に痛みを感じ、ありとあらゆる血管が、皮膚のしたで、一どきに脈打っていた」 「焼け付くような光に耐えかねて、私は一歩前へ踏み出した」 「額
オマーンの大地を覆い尽くす、赤茶けた岩肌の大地。荒涼とした風景の中でも、フットボールは行われる【宇都宮徹壱】 オマーンの首都マスカットの語源は「谷間にふわっと浮かび上がった、美しいもの」という意味なのだそうだ。なるほど、タクシーに乗って都市と都市を結ぶ道路を走っていると、途中、視界に入るのは赤茶けた山々と岩の塊ばかり。ようやく商業エリアや住宅街の辺りにたどり着くと、風景に多少の緑が加わり、いささかほっとした気分になる。 アラビア半島の風景は、気候と同様、実に過酷である。もちろん、この地に生まれ、育った人々なら当たり前の風景でしかないのだろう。そしてわれわれのような取材者にとって、驚異に満ちた風景は、やがては美しい思い出となってゆく。だが、オマーン経済を下支えする海外からの出稼ぎ労働者、そしてこの地にビジネスチャンスを求めてやってきた商社マンや石油ディーラー、そしてサッカー監督の場合は、ど
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今夜一緒に飲みに行った友人"ヤマケン"に向けて、RSSをできるだけわかりやすく解説してみようと思います。 このエントリーのきっかけは、そのヤマケンの主催するイベントのムービーがYoutube上にアップされているのを、私が何の前情報も無しに発見してしまったこと。「はてなRSSリーダーのキーワードウォッチでさ、"学生団体"を登録してたら引っかかったんよー」なんてマニアックなこと言ってもその場の飲み会メンバー全員の顔には?マーク。というわけで技術的なことはまったくわからない文系の私ですが、飲み会のメンバーに向けてイラストでRSSを解説してみることにします。 線の左側がリアルの世界。線の右側がネットの世界。リアルからネットの世界をPCを使って見ていると思ってください。ネット上にはブログ・ニュースサイト・動画サイトなどたくさんのウェブサイトが存在しています。*1絵では各ウェブサイトを山で表しています
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