米首都ワシントンで記者会見を行うマイク・ポンペオ国務長官(2020年8月5日撮影)。(c)Pablo Martinez Monsivais / POOL / AFP 【8月6日 AFP】米国のマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)国務長官は5日、国内通信事業における中国企業の脅威に対抗する取り組み「クリーンネットワーク(Clean Network)」プログラムを拡充し、米国が国家安全保障上の脅威と見なす中国製のスマートフォンアプリやクラウドサービスなどについて対策を強化するとの新たな方針を発表した。 ポンペオ氏は、国内通信企業や携帯電話メーカーのアプリストアから信用できない中国製アプリの排除を目指すと表明。「ティックトック(TikTok)や微信(WeChat、ウィーチャット)といったアプリは中国に親会社があり、米国民の個人情報にとって深刻な脅威となっている。また、中国共産党の情報検閲の