これからハードディスク 番長 を目指す人が最初に考えなければならないのがシステム全体の構成である。構成によってシステムの可用性は大幅にかわる。複雑なシステムは粋ではあるが、可用性が低ければ実用にならない。 粋な実用システムこそハードディスク番長の信条である。 それを構築するためにどのようにすべきかを今回考えてみた。 ファイルサーバを便利に使う 1.ファイルサーバのドライブアサインを固定する 複数台のPCを所有し運用する場合、データが各PCに分散していたら使いにくい。当然データは1台のPCに集約した方が便利であるが、アクセスするPCごとにネットワークドライブのドライブレターが違っていたらこれもまた使いにくい。そこで筆者はデータを蓄積してある論理ドライブとバックアップ用論理ドライブのドライブ名を固定して使っている。例えばファイルサーバはどのPCからもネットワークドライブo:として固定してある。