脆弱性の多いFlashの代替として注目を集めるHTML5だが、HTML5にもセキュリティをめぐる幾つかの問題がある。 米Appleと米Adobe Systemsとの間の論戦は、HTML5の運命をめぐってさまざまな憶測を呼び起こした。HTML5はまだ開発途上にあるが、1つだけ確実に言えるのは、HTML5を採用する開発者は、アプリケーションセキュリティ開発ライフサイクルの一部として同標準の新たな機能セットを考慮に入れる必要があるということだ。 では、HTML5はセキュリティにどういった影響を及ぼし、脆弱部分をどうカバーすべきなのだろうか。米eWEEKでは、HTML5のセキュリティをめぐる幾つかの重要な問題について専門家に話を聞いた。 クライアントサイドのセキュリティ 「従来版のHTMLでは、Webサイトはローカル情報としてcookieしか保存できない。しかもこれらは比較的小さなデータであり、シ
![HTML5は安全か? 開発者が留意すべきセキュリティ問題](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7e51372d18138e90ed2c8d95d693065718b5e361/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_enterprise.gif)