自分がどんなに興味を持っている事でも、他の人にとってはまったく興味がないどころか、その情報を知りたくないと思う人もいる。 その情報が本人に関係するかどうかではない。関係があっても興味が持てないものは持てないのだ。人によって求める情報がこうも違うのはどうしてなのか? 『Nature Communicaions』(21年12月3日付)に掲載された研究によると、人が情報を取捨選択するとき、3つの要因が関与しているという。 それは「自分の感情にどのような影響を与えるか」「役に立つかどうか」「日頃から考えている事柄かどうか」の3つだ。どの基準で情報を選んでいるかは人によって異なるのだそうだ。 だから大勢が関係する大切なメッセージがあったらば、それぞれのタイプにあった伝え方をすれば、効果的に伝えられると考えらえるそうだ。