坂井市丸岡中学校で30日、ボードゲームを通して、地球温暖化について学ぶ県の出前授業があった。生徒たちは楽しみながら環境問題について理解を深め、自分たちができることなどを考えた。 ボードゲームは「ふくい温暖化クライシスボードゲーム」。県の「ふくい未来人材育成プロジェクト」の一環で、「ふくいSDGsパートナー」登録企業・団体のメンバー10人とボードゲーム愛好家団体「ちゃがちゃがゲームズ」が開発した。 県関係者やプロジェクトメンバー7人、ちゃがちゃがゲームズの川口洋一郎さんらが訪れ、2年生約160人がボードゲームを体験した。ゲーム内容は市町の持続可能な開発目標(SDGs)の課題を解決を目指す中で、課題に描かれた2つのSDGsに関するカードを集める。カードには「ごみを分別する」「再生紙ノートを使う」といった内容が書かれており、温暖化防止のためにできる行動について学ぶことができる。