赤城山南麓(ろく)にドイツの農村の街並みを再現したテーマパーク「赤城クローネンベルク」(前橋市苗ケ島町)が、11月末で閉園することになった。運営する赤城高原開発が31日、発表した。 施設は1994年4月にオープン。同年度の入場者は50万人以上を数えたが、ここ数年は15万~20万人と低迷していた。同社は昨年5月、民事再生法の適用を申請したが、今後の施設運営の継続は困難と判断したという。 施設は群馬県桐生市の養豚会社「林牧場」に売却される。同社によると、本社機能を移転し、社員の研修施設に使うという。