2014年ころまで、「タブレットがノートPCの領域を大きく浸食する」とまで言われていたのを覚えている方はいるだろうか。実際、当時は国内メーカーも含めた非常に多くのメーカーが多数のタブレットを販売しており、目的に合わせた製品選びも容易だったのだ。 しかし「デバイスの世代交代」は進むに至らず、製品の多様さという観点で日本のタブレット市場は退潮傾向にあるように見える。特に筆者が大好きだった7型、8型の小型タブレットはメジャーメーカーの選択肢が極めて狭まっており、バッテリーがへたった現用タブレットの買い替えをどうするか、悩ましいことになった。 今回はその苦悩と新しいタブレット選びの流れ、そして実際に購入したタブレットの使い勝手を紹介する。
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