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ブックマーク / saebou.hatenablog.com (7)

  • ASD、ADHD、ハニーフラッシュ、運命論~『ザ・フラッシュ』(ネタバレ注意) - Commentarius Saevus

    『ザ・フラッシュ』を見てきた。おそろしくメンタルが不調だと思われるエズラ・ミラーが起こした様々な治安紊乱行為のせいで公開が危ぶまれていた作品だが、とうとう公開である。 www.youtube.com フラッシュことバリー・アレン(エズラ・ミラー)は、自分が時間を遡ることができるのに気付く。これを利用し、バリーは幼い頃に殺された母ノラ(マリベル・ベルドゥ)を救うことにする。ところがバリーが時間に介入したせいで別の時間軸ができてしまい、バリーは別の時間軸にいるもうひとりの自分に会うことになってしまう。さらにその時間軸は滅亡の危機にあった。 まず、私はフラッシュがもともとものすごく好きで、それはたぶんフラッシュがASDだろうと思うからである(このためエズラ・ミラーがとんでもないことになってけっこう心配していた)。エズラ・ミラーのフラッシュはASD当事者に人気があるのだが、挙動がかなりASDっぽい

    ASD、ADHD、ハニーフラッシュ、運命論~『ザ・フラッシュ』(ネタバレ注意) - Commentarius Saevus
  • ウィキマニアの発表に要旨もアップロードしました - Commentarius Saevus

    ウィキマニアで8/16に行う発表について、要旨をアップロードしました。一応、日語訳もつけておきます。 「ちょっとぉ、ここはウィキペディアでウェスタロスじゃないぞ:日におけるウィキペディア陰謀論かんたん入門」 日語版ウィキペディアはしばしばその低品質とバイアスで批判されており、このことは日のウィキペディアンも長きに亘り認知はしている。しかしながら日語版コミュニティで近年関心の対象となっているのは陰謀論の伸長である。これは主にウィキペディアンではない人々によって広められており、日語版ウィキペディアは少数の政治的に偏向した管理者によりコントロールされているという主張である。こうした主張にはほぼ根拠がなく、ウィキペディアの複雑なシステムの誤解に拠るものであり、これは結果としてウィキペディアをよく知らない人々による管理者に対する個人攻撃につながっている。発表者は当の問題を明らかにすべく

    ウィキマニアの発表に要旨もアップロードしました - Commentarius Saevus
    houyhnhm
    houyhnhm 2021/08/11
    ほえ。
  • 献血ポスター問題について - Commentarius Saevus

    ここ3週間近く議論が続いている『宇崎ちゃんは遊びたい!』献血ポスターについて、このようなtogetterまとめが投稿されました。 togetter.com これは吉峯耕平弁護士が私と行った議論をまとめたセルフまとめです。セルフまとめで相手の議論について「saebou先生の反倫理的な「すごく高い倫理」」などという中立性に欠けるタイトルをつけるのはどうかと思いますが、あまりにも偏ったまとめであること、またこの話が始まって以来、全く私がしている話を見ずにデマに近い内容を流してくるツイッターアカウントや嫌がらせをしてくるツイッターアカウントが後を絶たないため、自分の意見をまとめてここに書いておこうと思います。 1. どうして私が献血にこだわっているのか 2.理念をどう広告に出すか 3. 作品の倫理的側面について議論するのは法律でも、規制でもない 4. 広告は他の芸術と違う 5. オタク文化だけ攻撃

    献血ポスター問題について - Commentarius Saevus
    houyhnhm
    houyhnhm 2019/11/12
    そもそも性的好奇心とかは下品であり風俗業は賎職なのか?それを「高い」とするような価値観によって差別していいものなのか、マジで考えてほしい。献血したい人をお断りするのもソコソコ差別なのよ。
  • 国会前抗議に行ってきた - Commentarius Saevus

    国会前の安保法制反対抗議に行ってきた。 前に反原発デモでちょっと不愉快な思いをしたことがあり(これはブログとかフェイスブックにも書いたはずだが)、元気がある時でないとちょっと日のデモに行く元気が出ないので、今回は学者の会に入るだけでプロテストには出かけていなかったのだが、首相のパフォーマンス等々があまりにもバカバカしいのと(なんだあの人魂は)、デモ参加者に対する性差別的な言動があまりにも目に付くので(学生団体のSEALDSに美人が多いことを売りにするとか)、学生時代に戻ってフェミニストっぽい簡易プラカードを作って行ってきた。 なお、マッドマックスのやつはともかく、裏側は日語のスローガンにしようと思ったのだが、漢字を使うと黒っぽくなってしまい、小さいプラカードだとかなり見栄えが悪くなるので、あきらめて両面英語にした。プラカードに英語が多いのを批判する向きもあるようだが、実際に作ると漢字を

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    houyhnhm
    houyhnhm 2015/07/27
    うへえ。
  • 病としての盗み、政治思想としての盗み〜レイチェル・シュタイア『万引きの文化史』 - Commentarius Saevus

    レイチェル・シュタイア『万引きの文化史』(太田出版、2012)を読んだ。 万引きの文化史 (ヒストリカル・スタディーズ03)posted with amazlet at 13.07.08レイチェル・シュタイア 太田出版 売り上げランキング: 77,282 Amazon.co.jpで詳細を見る レイチェル・シュタイア(←ごめん、この人シュテアーだと思って論文にもそう書いちゃったんだけどシュタイアだそうです)は舞台芸術史の研究者でバーレスク研究で有名なのだがなんでまた万引き(shoplifting)のを…と思ったら、どうもこのを書くことになった大きなきっかけのひとつはウィノナ・ライダーの万引き報道らしい。書いているシュタイア自身がけっこう万引きに魅力を感じているようなのだが、とはいえ信頼できる研究者ではあるので文化史的な調査のほうは非常に行き届いている。 このは欧米におけるshoplif

    病としての盗み、政治思想としての盗み〜レイチェル・シュタイア『万引きの文化史』 - Commentarius Saevus
  • ブレンダ・フォーリー『成功まっしぐ裸――モラルの商人としての美人コンテスト参加者とストリップダンサー』(Undressed For Success: Beauty Contestants And Exotic Dancers As Merchants Of Morality) - Commentarius Saevus

    最近ミスコン論議が相変わらず喧しい上、舞台芸術における女性パフォーマーの歴史についていろいろを読む必要があったので(とはいえうちの偏った関心でルネサンスの舞台女優とバーレスクダンサーしかまだおさえていないのだが)、日はその中からミスコン関係のをご紹介。一ヶ月ほど前に読んだブレンダ・フォーリー(Brenda Foley), 『成功まっしぐ裸――モラルの商人としての美人コンテスト参加者とストリップダンサー』Undressed For Success: Beauty Contestants And Exotic Dancers As Merchants Of Morality (Palgrave Macmillan, 2005)を簡単にレビューしてみようと思う。 なんかめちゃめちゃチャラい邦題(拙訳)にしてしまったのだが、これはタイトルが"Dressed for Success"「成功にふ

  • スラットウォークロンドン〜女性に対する暴力に反対し、性犯罪の被害者の人権擁護を訴えるデモ - Commentarius Saevus

    スラットウォークロンドンに参加してきた。 スラットウォークはカナダで始まった性暴力に反対する活動で、Slutは売女とかいうような意味である。既にウィキの項目もできているが、トロントの大学で警察官が「女性は被害にあわないようslutのような格好はしないほうがいい」と言ったことがきっかけで始まった。露出度の高い服装をしているのがレイプの原因であるとかいうようなバカ話を打ち破り、性犯罪の被害者の落ち度を責める風潮を批判し被害者の人権の擁護を訴えるため、女性たちがキメキメの格好で行進するというものである(「露出度の高い服装をしているのがレイプの原因」というのは二重におかしい。どんな格好をしていようと暴力を受けていいという話には絶対ならないし、その上服装と性犯罪の被害にはほとんど関係がないことが各種統計で明らかになっているからである)。 ということでスラットウォークではキメキメの格好で行進する人もた

    スラットウォークロンドン〜女性に対する暴力に反対し、性犯罪の被害者の人権擁護を訴えるデモ - Commentarius Saevus
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