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ブックマーク / yosyan.hatenablog.com (39)

  • 麻疹アウトブレイクとワクチン本数考 - 新小児科医のつぶやき

    ■麻疹定期接種率 厚労省HPの麻しん風しん予防接種の実施状況から2008年度から2014年度までの実績を掘り起こしてみました。 年度 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 1期 接種対象者 1099696 1091349 1091098 1080996 1076242 1051564 1047926 MR 1036271 1020829 1043815 1030193 1049423 1004521 1010193 麻疹単独 511 290 213 158 137 107 117 接種率 94.3 93.6 95.7 95.3 97.5 95.5 96.4 2期 接種対象者 1155479 1211024 1105035 1076327 1096271 1102300 1093665 MR 1060813 1034364 1023749 998884 102

    麻疹アウトブレイクとワクチン本数考 - 新小児科医のつぶやき
    houyhnhm
    houyhnhm 2016/09/12
    化血研、ほぼ事業譲渡決まっているのだけど、この前の地震もあってなあ。/個人輸入ならともかく認可には治験が必要で数ヶ月かかると思うしそもそも海外だってダブついている訳ではない。ナマモノなんだよ。
  • 医療閑話・不正品ワクチン問題 - 新小児科医のつぶやき

    秋ぐらいから業で困らされていたのは化血研問題。とにかくモロに業に密接に関わる問題なので情報収集と対策に振り回されました。そのまとめというより愚痴みたいなものです。 ■化血研はなにをやったのか? とりあえず厚労省の1/8付報道発表資料より 一般財団法人化学及血清療法研究所に対する改善指示について 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成10年法律第114号。以下「法」と略す。)第56条の31第1項の規定に基づき、一般財団法人化学及血清療法研究所(所及び菊池研究所)(以下「化血研」と略す。)に対し、平成27年12月21日及び12月22日に立入検査を実施したところ、平成19年10月から12月及び平成27年10月の計4回、二種病原体等であるボツリヌス毒素を法第56条の27の規定に定める熊県公安委員会へ届出をせずに事業所外に運搬していたことなどが確認されたことから、日、化

    医療閑話・不正品ワクチン問題 - 新小児科医のつぶやき
    houyhnhm
    houyhnhm 2016/01/09
    因みに、海外まで調査に行くのがFDAです(第一三共の子会社の工場に立ち入りとか)。日本も幾つかやってるかも。韓国が原薬メーカーだったジェネリックが供給停止とかあったし。
  • 認知症徘徊事故訴訟 - 新小児科医のつぶやき

    事件の概略はこのあたりを参照にしています。一審段階からのマスコミ記事もあるのですが、元記事を引っ張り出せなかったので記憶に頼って付け加えます。 4/24付朝日記事 4/24付日経記事 事実関係はシンプルで、 認知症で徘徊行動を起こす人をが自宅で介護していた 同居していない息子夫婦も介護に協力していた 「がまどろんだ数分の間」(朝日記事)の間に父は家から抜け出した 父は電車(JR)にはねられて死亡 JRは介護にあたっていたと息子夫婦に720万円の損害賠償を請求 一審は満額、二審は介護に直接当たっていた母()に半額の賠償を認めたこの判決を聞いて震え上がったのはまず現在認知症を持つ人を介護している人でしょう。さらに医療関係者も震え上がっています。入院患者の中には認知症患者も少なからず含まれており、病院から脱出して徘徊行動に至る患者は現実に存在するからです。その患者が今回のような列車事故を

    認知症徘徊事故訴訟 - 新小児科医のつぶやき
    houyhnhm
    houyhnhm 2014/04/25
    鉄道会社は高架に持ってかないとねえ。
  • ちょっとプラセンタ - 新小児科医のつぶやき

    ■MRIC 話の発端はMRICに掲載された坂根みち子氏の 崩壊する準備は整った−医療崩壊の第2章が始まる ここからです。坂根氏は最近MRICでよく見かけるお名前ですが今回は駄作です。まあ、何か書いているとアタリもハズレもあるわけで、その点は私も同様ですから、その程度の感想しか持てませんでした。どこが良くなかったの指摘は今日は省略しておきます。どうせ誰かが書いておられるからです。それよりも違う点が気になりました。話は自分の診療所の経営もラクでないので、そのための対策を書かれています。MRICには、 倒産の危機に面した医療機関はどうするか。出来ることは4つ。余分な検査をする。頻回に受診させる。長時間労働をする。自費診療部門を充実させる。これしかない。筆者は何とか後ろの2つでやっているが、前者2つに手を出す気持ちもわかる。 つまり 長時間労働をする 自費診療部門を充実させる この2つを打開策と

    ちょっとプラセンタ - 新小児科医のつぶやき
    houyhnhm
    houyhnhm 2014/01/23
    うへえ。
  • 医療崩壊雑談 - 新小児科医のつぶやき

    医療崩壊と言う言葉も旬でなくなったせいか、最近はあんまり聞かれなくなりました。この医療崩壊の言葉ですが、一般には地方の公立病院から医師がいなくなったり、救急での「たらい回し」激増みたいなイメージもありますが、私は質的にはチト違うと考えています。ましてや大都会の大病院がある日を境にしてバタバタ閉鎖されるとか、ある日突然、医師が神隠しにあったように消えてしまうのでもありません。これも良く使った法則ですが、医療には3つの指標があり、この3つは並立しないとされています。すなわち、 アクセス(医療機関の受診のしやすさ) コスト(国全体で医療に費やす総費用) クオリティ(医療の質) 「グローバル・スタンダード」としては、クオリティは絶対としてコストに応じたアクセスを提供する方式を取っています。そういう中で日の医療の特徴はアクセスが異常に優れていると言うのがあります。これは海外の医療機関を受診された

    医療崩壊雑談 - 新小児科医のつぶやき
    houyhnhm
    houyhnhm 2014/01/21
    もう少し診療費とか下がらんと分からないのだろうなあ。そーゆーレベルではない。
  • インフルエンザ・シーズンの定番のお話 - 新小児科医のつぶやき

    診察室に入るなり開口一番、 熱があるからインフルエンザの検査をしてもらうように園(保育所、幼稚園)で言われました。 この手の要求は年々増えている気がします。これも診察室段階でなく受付段階で起こっている事も多々あります。でもって、これをどう解釈するかです。私は開業医ですから、そうそう無碍にはできませんので、そういうアドバイスをもらったぐらいで対応しています。インフルエンザを疑って検査するかどうかは、診察の上であくまでも医師が決めると言う体裁を取っているわけです。そいでもって、インフルエンザの可能性があり検査を行う方向に進めば角も立たないのですが、そうでないケースが少々困ります。だって、まだ37度代前半で結構元気だったりするれば、 診察時点ではインフルエンザ以外の可能性も高い もし結果的にインフルエンザであったとしても検査のタイミングが早すぎるその旨を説明して「検査は行わない」と告げる事になり

    インフルエンザ・シーズンの定番のお話 - 新小児科医のつぶやき
    houyhnhm
    houyhnhm 2014/01/21
    当人の希望での診断の場合、保険診療から外したらいいと思う。
  • 1.17がまた巡ってきた - 新小児科医のつぶやき

    東日大震災で一段と影が薄くなってしまいましたが阪神淡路大震災の日です。なんだかんだと言われても、阪神淡路大震災の被災者にとっては忘れられない日です。そのため今日だけは当ブログでもこの震災関連の話題を扱ってきました。全国的にはマイナーになってしまった話題ですが、さすが地元紙は大きく取り上げています。つか地元紙が取り上げなかったら、どこも取り上げないと言うところです。 阪神大震災と東日大震災はなにかと比較されますが、私が思うところでは東日大震災被災者及び被災地の未来を暗示している部分はあるとは考えています。そっくり同じにはなりませんが、似るところは似るだろうの見方です。地元紙記事程度の情報ですが、覚えている範囲で少し考えてみます。とりあえず、あれから19年経って住民の8割が入れ替わったなんてデータが出ていました。たぶんこれはあくまでも住民票上のお話で、市内の転居も含まれているでしょうし、

    1.17がまた巡ってきた - 新小児科医のつぶやき
    houyhnhm
    houyhnhm 2014/01/17
    だいぶ状況が異なる。神戸はビル倒れたけど大阪はそんなんではなかったしなあ。ちなみに、神戸市の借金は、震災あんまり関係ないはずです。復興のシンボルとかが金食い虫になってるはず。
  • 産科無過失補償制度の剰余金 - 新小児科医のつぶやき

    ■現状 平成24年度事業実績報告から表を作って見ます。 年生 保険収入 確定補償金 剰余金 剰余率 除事務経費 (利益率) 利益 2009 315.3億円 56.1億円 259.2億円 82.2% 68.3% 215.3億円 2010 323.8億円 48.0億円 275.8億円 85.2% 72.2% 233.7億円 2011 318.0億円 27.3億円 290.7億円 91.4% 79.6% 253.2億円 2012 313.5億円 54.0億円 308.1億円 98.3% 86.4% 270.7億円 事務経費に関しては 保険料に占める事務経費の割合は、13.9%(平成21年)、13.0%(平成22年)、11.8%(平成23年)、11.9%(平成24年)である これに従っています。それとこういう制度は初期の周知不足による影響を考慮しないといけません。制度発足時は、そういう制度の存在を

    産科無過失補償制度の剰余金 - 新小児科医のつぶやき
    houyhnhm
    houyhnhm 2013/09/03
    もう制度自体撤廃すればいいんじゃないかな(適当/使っている人が少ないんで、いらないという判断が一番妥当だと思うんだけど、会計情報はそういう風に扱ってても医者は多分必要とか言って頑張るだろうね。
  • ささやかなデマ退治への協力 - 新小児科医のつぶやき

    Kataseのブログ様の 厚生労働省と日内科学会に確認しました ここからです。リテラシーとしてまずこの記事自体が信用できるか否かですが、ブログには明記されていませんがブログ主は片瀬久美子氏です。だから「Katase」だと言うぐらいでしょうか。私のブログ名も何のヒネリもない平凡至極のもの(今となってチョット後悔しています)ですが、片瀬久美子氏もあんまりヒネリは入れられなかったようです。そんな事はどうでも良いのですが、内容は信用できると判断します。 ■片瀬氏がエントリーを書かれるまでの背景事情 話はチョットだけ複雑なんですが、大元はNATROM様の主張に関する話から始まっています。これも知っておられる方も多いと思いますが、ここのところNATROM様は化学物質過敏症に関する主張を繰り返されておりました。ブログにも、 水俣病と化学物質過敏症は異なる 化学物質過敏症に関する私の発言について ブログ

    ささやかなデマ退治への協力 - 新小児科医のつぶやき
    houyhnhm
    houyhnhm 2013/08/07
    発言者当人は多分発言を間違いとも思ってないし、自分の記憶や感覚の"改ざん"が発生する事の理解もないだろうし、収まらない方に100ペリカ。
  • 風疹・誤解を招かないように補足 - 新小児科医のつぶやき

    こんなブログでも引用していただけるのは光栄なんですが、 http://satouclk.jp/2013/07/post-48.html 出来れば引用元は間違って欲しくなかったところですが、その点は誰でも勘違いはあるので良いとしましょう。引用され言及されたのは20〜30歳代の女性の感染者数ですが、引用されたからには佐藤先生の意見に賛同しているの誤解を招いて欲しくないので補足とさせて頂きます。佐藤先生は接種率と有効抗体価保有率の相関に言及されていたのでまず示しておきます。 接種率が100%を越える理由は前に説明していますから省略しますが、接種率も有効抗体価保有率も女性の方が高くなっています。とくに男性は32歳以上になると定期接種が無い時代になっていますからほぼ0%に近いとして良いかと存じます。もう少し補足しておきますと、32歳以上は女性のみ中学生での単独接種時代です。その次に女性の接種率が高く

    風疹・誤解を招かないように補足 - 新小児科医のつぶやき
    houyhnhm
    houyhnhm 2013/07/09
    接種状況でこんだけ変わる、というグラフだしね。
  • 子供がプロレスを知らない時代 - 新小児科医のつぶやき

    ビフォーアフターって番組を娘が好きなので付き合っていました。今回は新日プロレスの合宿所のリフォームです。リフォームの内容はちょっと置いておいて、今さらながらに驚いたのは中2の娘はプロレスをまったく知らないことです。覆面選手(獣神サンダー・ライガーだったかな?)が登場していたのですが、 どうしてマスクを取らないの? これを聞かれて返事に詰まったってところです。番組内容からプロレスはなんらかのスポーツ、それも格闘技系らしいぐらいは分かったようですが、プロレスと言うスポーツ(と言ってエエのかな?)自体の存在を知らないのです。マスクがなんらかのコスチュームらしいまでは推測できても、試合でもないのになぜにマスクをしているか(それもヘルメットまで被って)不思議だったようです。思い返してみると、そりゃ知らないだろうと思わざるを得なかったってところです。 でもって、なんとか説明しようとしてハタと困りまし

    子供がプロレスを知らない時代 - 新小児科医のつぶやき
    houyhnhm
    houyhnhm 2013/06/05
    うーん、まあプロレスがわりと似たようなブックで世代交代に苦しみ、K-1とかが謎の外国人とか黒船を持ってこれた、という流れと思っている。/思われるより主役が交代せん所が難しい。
  • ワタミと医師の世間知らず - 新小児科医のつぶやき

    出来心でワタミの事を少し調べてみました。ソースが比較的固そうなところから適当にピックアップしますが、テレビ東京の番組『日経スペシャル カンブリア宮殿』にこういう会話が放映されたとなっています。 ワタミ社長「『無理』というのはですね、嘘吐きの言葉なんです。途中で止めてしまうから無理になるんですよ」 村上龍「?」 ワタミ「途中で止めるから無理になるんです。途中で止めなければ無理じゃ無くなります」 村上「いやいやいや、順序としては『無理だから→途中で止めてしまう』んですよね?」 ワタミ「いえ、途中で止めてしまうから無理になるんです」 村上「?」 ワタミ「止めさせないんです。鼻血を出そうがブッ倒れようが、とにかく一週間全力でやらせる」 村上「一週間」 ワタミ「そうすればその人はもう無理とは口が裂けても言えないでしょう」 村上「…んん??」 ワタミ「無理じゃなかったって事です。実際に一週間もやったの

    ワタミと医師の世間知らず - 新小児科医のつぶやき
    houyhnhm
    houyhnhm 2013/06/04
    特別な事情があれば許される、だけです。/総合病院にはホント近寄りたくないですね。
  • 自浄作用の難しさ - 新小児科医のつぶやき

    犯罪的であっても犯罪では無い(法的に取り締まるのが難しい)存在と言うか、はっきり言って人物は、業界での自浄作用をマスコミ的には求められます。これはマスコミでなくとも業界に所属している人間にとっては傍迷惑な存在であるだけでなく、しょせん「同類」として同じ業界人であるから同じような人物であろうと見なされる屈辱を味合わなければならない事があります。弁護士のようにギルド的な組織があればまだしもですが、そうでない業界はこの自浄作用が非常に難しい側面があります。 具体的に医療界で例を挙げながら説明していくと、 ピカの毒はうつる こういう趣旨の放言をなされている医師がおられます。この放言も単発ならまだしも連発です。もちろんこれだけでなく、あえて紹介はしませんが、幾多の放言で医療関係者の眉を顰めさせている著名なヘイトスピーカーでもあります。とくに今回の「ピカの毒はうつる」は「はだしのゲンでもそうなっている

    自浄作用の難しさ - 新小児科医のつぶやき
    houyhnhm
    houyhnhm 2013/04/08
    何とかなるなら苦労はしてません。以上。
  • 現研修医制度による医師偏在の原因 - 新小児科医のつぶやき

    研修医制度は2003年度卒業生に対し導入され2004年度から始まっています。2012年度時点で9年間が経過しています。現研修医制度についての評価は様々ですが、悪い方の評価として医師の偏在を促進したと言うのがあります。良く書き立てられる大都市部への医師の偏在です。漠然と大都市部といわれれば、東京の他に十大都市とか政令指定都市がある道府県を思い浮かべますが、ちょっと調べてみると相違する部分があるようです。 調査方法は時期を2つに分けます。これは医師数のe-statにあるデータの関係もあるのですが、 旧研修医時代:1994年度〜2002年度 現研修医時代:2002年度〜2010年度 いずれも期間は9年間です。ここで偏在を示す指標が必要なんですが、仮定として都道府県の人口比に応じて医学部に進学するものがおり、さらに理想的には都道府県の人口比に応じて医師が都道府県に分配されるとします。人口比の分配人

    現研修医制度による医師偏在の原因 - 新小児科医のつぶやき
    houyhnhm
    houyhnhm 2013/03/05
    研修医以前に地方病院が終わってるなあ。結構潰れてるのは確かにあるし。
  • 医療系マンガ雑感 - 新小児科医のつぶやき

    まずssd様のMedpoorを読んでから、medtoolz様のツイート 時刻 ツイート 2012年11月29日 - 15:12 「メスよ輝け!!」なんかは、リアルを売りにして、実際に医師が原作を書いて、だからこそ個人的には全然楽しめなかった。リアルなんだけれど、主人公補正の「一割増し」は、あれは頑張ったって無理だから 2012年11月29日 - 15:53 リアル系の医療漫画はこう、冒険格闘漫画を書きたかった作家が仕方なく病院を舞台にしている空気があって、ドクターKは主人公の立ち居振る舞いこそ北斗の拳だけれど、考えかたはむしろ、明日から一緒に仕事ができるレベルで普通の医師という 2012年11月29日 - 16:10 ブラック・ジャックは超人的な能力を持った主人公が、それでも挫折する話だから同業者に支持される。よろしくは逆に、能力に見合わないモチベーションを抱えた主人公が現場と患者さんとを

    医療系マンガ雑感 - 新小児科医のつぶやき
    houyhnhm
    houyhnhm 2013/02/18
    こーゆーのではラディカル・ホスピタル上がんないよねえ。
  • 奈良産科医時間外訴訟が確定 - 新小児科医のつぶやき

    2/13付時事通信(ウォール・ストリート・ジャーナル版) 奈良県の敗訴確定=当直医の割増賃金訴訟—最高裁 奈良県立奈良病院(奈良市)の産婦人科医2人が、宿日直勤務を時間外労働と認めないのは違法として、割増賃金の支払いを求めた訴訟の上告審で、最高裁第3小法廷(大谷剛彦裁判長)は12日付で、奈良県の上告を受理しない決定をした。県に約1540万円の支払いを命じた一、二審判決が確定した。 一、二審判決によると、2人は2004〜05年、それぞれ約210回、宿直と日直を継続する宿日直勤務をした。県は、宿日直は時間外労働ではなく、割増賃金を払わなくていい「断続的労働」に当たるとして、1回当たり2万円の手当てのみを支給していた。 上告却下ではなく不受理なんですが、weblio辞書より 上告の申立てを受けた裁判所が、上告を受理しないこと。裁判所での審理は行われない。 上告不受理は、刑事訴訟法、あるいは、民事

    奈良産科医時間外訴訟が確定 - 新小児科医のつぶやき
    houyhnhm
    houyhnhm 2013/02/14
    普通だと、自主的に残業しようが「金払え」ってことになるんだけどなあ。
  • スポーツ指導の体罰 - 新小児科医のつぶやき

    ■源流を少しだけ考える エエ格好しても仕方がないので、私の世代では「スポーツ強豪校 = 体罰横行」が常識の時代でした。源泉はいくらでも遡れるとは思いますが、パッと思いつくのは東洋の魔女。そりゃ凄まじい練習だったのは語り草ですが、大袈裟でなく全国民が注目する中で見事に金メダルを獲得したのですから、完璧に美談となっています。たしかその壮絶な練習風景が映画になって全国の指導者のお手とされたと記憶しています。 もっと源流となれば旧軍でしょうか。ここが体罰の楽園つうか体罰そのものの世界であったのを否定する人間は少ないかと思います。そりゃ、競争させて必然的に遅れる奴は「遅い」の理由で平然とぶん殴るのが日常の世界です。戦前は言うまでもなく徴兵制であり、スポーツをやっているような人間はほぼ間違い無く軍隊を経験していますから、体罰による指導は非常に身近であったのは間違いありません。 ほぼ問答無用で頻繁に体

    スポーツ指導の体罰 - 新小児科医のつぶやき
    houyhnhm
    houyhnhm 2013/02/01
    陸軍の教練よりも、先輩が後輩をぶん殴るところから来ているような気がします。
  • 上様は御乱心 - 新小児科医のつぶやき

    ツイッターより Time Tweets 2012年12月22日 - 17:04 毎日新聞の一面記事。知人の記者から何か電話あり。大体、妥当な判断だ。「個別の治療の有効性、安全性の問題と制度論をごっちゃにしている。厚労省が規制をかけたいのでしょうね。そのまま記事にしたんでしょう」とのこと。 2012年12月22日 - 17:07 医療の主体は患者。十分な情報に基づき、自らが決めた判断は尊重しなければならない。多くの自費診療は安全だが、効果が疑わしいもの。それに幾ら払うかは、一人一人の判断だ。パターナリズムを振りかざした医師が「まともな治療じゃない」というが、余計な御世話だろう。 2012年12月23日 - 15:42 毎日新聞 一面トップ。今日も飛ばしています。「幹細胞培養・使用を規制」 再生医療新法 罰則検討。 論拠は「国の認可した民間療法以外は受けてはいけない」、「韓国で規制をしている

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    houyhnhm
    houyhnhm 2012/12/26
    どの件かピンと来ていない。けど、そもそも治験の厳格な手続きというのは、被験者への倫理的配慮が含まれるので何かないがしろにされてるのかなあ。
  • たとえ条件付きでも「自宅出産が安全である」とは認められない(?) - 新小児科医のつぶやき

    モトネタは、 たとえ条件付きでも「自宅出産が安全である」とは認められない(?)医師や医療関係者 このレベルから反論が必要なのは毎度の事ながら面倒くさいのですが、徒然に頑張って見ます。このtigetterの冒頭に掲げられているのが 自宅出産の周産期死亡率は病院での出産となんら違いがない上に、病院での出産よりも、自宅出産の方が重度の裂傷や産後出血の確率も、胎児を蘇生しなくてはならない確率も低い(つまり自宅出産の方が母体への負担が少ない)という研究データがあります。 Outcomes of planned home birth with registered midwife versus planned hospital birth with midwife or physician (2009) http://www.cmaj.ca/content/181/6-7/377.abstract O

    たとえ条件付きでも「自宅出産が安全である」とは認められない(?) - 新小児科医のつぶやき
  • ネタみたいな奈良関連の記事 - 新小児科医のつぶやき

    11/14付Medifaxより、 最高裁判決、地域医療崩壊の引き金か  未払い残業費訴訟 「私が恐れているのは最高裁判決。(判決は)早くには出ないでほしいと思っている」―。武末文男・前奈良県医療政策部長(現文部科学省放射線安全企画官)は10日、最高裁への上告から2年が経過した奈良県立奈良病院の「未払い残業費請求訴訟」について、現在の心境を明かした。県立奈良病院の産婦人科勤務医2人が県を相手に提起した訴訟の上告審。医師の宿日直を「時間外労働」と認める判決が示されれば、東日大震災の被災地をはじめ、医師不足地域の医療機関では運営が立ち行かなくなる恐れがあると武末氏は指摘する。同日、東京大病院で開かれた公益財団法人生存科学研究所(創設者=故武見太郎氏)の医療政策研究会ワークショップで話した。 奈良地裁は2009年4月の第一審判決で、県立奈良病院の労働基準法違反を認め、宿日直を時間外労働と見なして

    ネタみたいな奈良関連の記事 - 新小児科医のつぶやき
    houyhnhm
    houyhnhm 2012/11/16
    こう露骨だと突っ込む気もしないが、何故こんな人がメディアでしゃべれてるのかという謎はある。