人気コンサルの永江一石さんが、さまざまな質問に答えてくれる人気メルマガ 『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』 。今回は、大阪の和紙問屋の二代目主人からのご相談です。和紙の需要が年々減ってきており、経営が厳しくなっているとお悩みの様子で、起死回生のアイデアとして、和紙を使った新しいビジネスとして「名刺を和紙で作る」事業などを考えているとか。果たしてこのビジネスは成功するのか、人気コンサルの永江さんが分析し、回答しています。 和紙問屋の生き残り戦略とは Question 私は、 大阪で和紙問屋をやっております 。一般的にご想像されるような手漉きで一枚一枚作る和紙は少なく、多くは機械でそれなりの量を作る、印刷出来る和紙を扱っております。 創業から70年弱、ずっとBtoBの卸問屋を行ってきましたが、 ここ10数年はかなり厳しい状況 です。ライフスタイルの変化など、和紙を使う場面はめっき