僕(1)出張先のホテルで、流れで、youtubeで尾崎豊かの『僕が僕であるために』を見た。今までも好きな歌だったし、何回も聞いていたが、昨日の夜はなぜか心にしみ入って仕方がなかった。 僕(2)「心すれちがう悲しい生き様にため息もらしていた」。ためらいがちに、ゆっくりと始まる導入部から、ぐっと惹きつけられる。「人を傷つける事に目を伏せるけど優しさを口にすれば人は皆傷ついてゆく」他者は目に入っている。それでも、自分のあり方を探らずにはいられぬ 僕(3)「僕が僕であるために勝ち続けなきゃならない」。ここに来て、本当にそうだ、と思った。「勝つ」というのは強い言葉のようだが、実際、僕たちは、「僕であるために」は、勝ち続けなきゃならないんじゃないか。 僕(4)世界についてどう感じるか、何を美しいと思うか、どのように生きたいか。そのような「僕」のあり方を、人はきっとどこかで曲げている。受験、就職、その他