ツイッターに純正律のことを書いたら思いがけぬ大きな反響がありフォロワーも増えた。以下に転載。 バッハは平均律を使ってはいません。あの曲集を「平均律」と訳したのは日本の大誤訳です。英語で言えばとしか書いていません。バッハ時代に鍵盤楽器を平均律にすることはあり得ませんでした。 ではバッハの<Well Temperd>とはどういう調律だったのかということが音楽史の話題になっていて多分ベルクマイスターlllだったんじゃないかという説が多い。この辺のことはケレタート「音律について」(シンフォニア)東川清一「古楽の調律』(春秋社)に詳しく書かれています。 重要な本を忘れていました。平島達司「ゼロビートの再発見」(ショパン)。ベルクマイスターでも24の調は弾けて最初のC-durは純正律に近く、和音の分散、段々とピタゴラス的対位法になって行く。ピアノが平均律になったのは1842年、工場出荷時のピアノに平均
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