先日、文字の多いチラシをIllustrator CS3で組んでみたのですが、激重に絶句しました。Illustrator CS以降の段落スタイルなどを使うほどにIllustratorは重くなってしまうようです(つまり、IllustratorとInDesignはツールとして明確に使い分けるべきだと考えます)。 「これからInDesignをやりたい」という問い合わせを最近いくつかいただいているので、2006年にやった『InDesignの理想と現実』セミナーの資料(PDF)を公開いたします。これが書かれた06年8月といえば、CS3が出る1年近く前という状況を加味しながらご覧ください。 以下に、上記のPDFの抜粋版を掲載しておきます(上記のPDFと同様の内容です。06年8月に書いたものなので、古いところがあります)。 バージョンアップの光と影 他社同様、アドビもバージョンアップ頼みのビジネスモデルに
「出力の手引きWeb InDesignCS3/4の「効果」で出力が不正になる:大日本スクリーン製造株式会社 メディアアンドプレシジョンテクノロジーカンパニー」ののAdobeの公式見解が。 問題点 (Issue) Adobe InDesign CS3/CS4 でオブジェクトに以下の効果を適用すると、書き出した PDF ファイルを印刷する際に、オブジェクトや効果にずれが生じるなどの問題が発生して正しく出力されません。 べベルとエンボス シャドウ(内側) 光彩(内側) サテン 解決方法 (Solutions) この問題を解決するには、以下の A. 〜 C. いずれかの操作を行います。 A. InDesign の分割・統合プリセットを作成して適用後、PDF 書き出しを行います 1. [編集] メニューから [透明の分割・統合プリセット] を選択します。 2. [プリセット] リストで元となるプリセ
InDesignの登場によってDTPの文字環境は大きく変化しました。20,000字以上の文字種をもち、豊富な異体字や組版機能が使えるOpenTypeフォントをフルに活用できるようになったことで、外字の必要性が減り、これまでのようなフォント管理の煩わしさも軽減しました。 ただし、InDesignも完璧なソフトではなく、注意しなければならない点も少なくありません。今回はInDesignの文字環境について見ていきます。 ユニコード入力への対応 InDesignの大きな特徴としてユニコードのサポートが挙げられます。MS-Wordなど、もっと早くからユニコードに対応していたソフトもありましたが、メジャーなDTPソフトではInDesignが最初でした。 OpenTypeフォントの豊富な文字種を使いこなすためにはユニコードへの対応が欠かせないだけに、ユニコード対応はInDesignの生命線と言っても過言
InDesignのドキュメントを保存しようとして、エラーメッセージに阻まれていらっとした経験はありませんか? 私はあります。 最近のものでは、 「新しい名前で“ファイル名.indd”を保存することができません。 ファイル“ファイル名.indd”には障害があります(エラーコード:1)。」 というメッセージが出て、目的のフォルダへの別名保存ができませんでした。 これ、まるでInDesignのドキュメントか、そうでなければInDesign自体が壊れたんじゃないか、と思ってしまいますよね。 でも、そうでない可能性も否定できないんです。 InDesignを保存するフォルダの名前に、日本語を使っていませんか? 私の環境では、使っています。 このとき、ある漢字と文字との組み合わせが問題となり、InDesignがファイルパスを見失うのではないかと思っております。 たとえば、私の環境では「隆」の文字。この文
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