AとB、BとCに相関があっても、AとCに相関があるとは必ずしも言えない。因果関係と相関関係の違いを理解していないと、この種の誤りに陥ってしまう。 (1) O型の人は血小板MAO活性が低い。 (2) 血小板MAO活性が低い人はスリルと冒険を求める傾向が強く、外向性で、攻撃行動・喫煙傾向が高い。 (3) よって、O型の人はスリルと冒険を求める傾向が強く、外向性で、攻撃行動・喫煙傾向が高い。 「(1)(2)が正しいなら(3)も正しくなるはずだ」って勘違いしている人がいました。私の書き方がまずかったせいのあるでしょうが、O型→血小板MAO低下、血小板MAO低下→冒険志向という因果関係を仮定したようです。統計からは相関関係はわかっても、因果関係まではわかりません。相関関係と因果関係の違いに注意していないと、この種の誤りに陥ってしまします。さて、「(1)(2)が正しくても、(3)も正しくなるとは限
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