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ブックマーク / www.tmin.ac.jp (1)

  • 東京都神経研: 高次脳機能障害とリハビリ

    1 脳とコミュニケーション 脳は手足の運動をコントロールし,様々な感覚情報の処理を行います.これらを目的のある形に統合し,外界に働きかけ,意思の疎通をはかり,時間の流れの中で有機的に行動するさいに,中心的役割を果たすのも脳です.脳卒中,頭部外傷などで脳に損傷を受けると,これらの機能がいろいろな組合せで障害されます.しかし,患者さん人を含めて,手足の運動麻痺をリハビリテーションの中心に考える場合が多かったのが実情です.「歩ければ」,また,「手が動けば」何とかなるという声がよく聞かれます.ところが,意思を表現・伝達・理解する言語,物や空間の認知,目的を持った行為,時間の流れの中で欠かせない記憶,そして,将来的展望と目的を持って柔軟に行動する能力―これらの「高次脳機能」なくしては,いくら手足が動いてもヒトとしての有意義な生活を送れません. 今回は,まず,左右の大脳半球における,運動・感覚機能の

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