相手の話を一切聞かず、自分の喋りたいことをとめどなく喋りつづけている。それなのに、なぜか契約をたくさんとってくる営業がいます。ある種の天才と言ってもよいでしょう。 なぜそんなことができるのでしょうか。鷲沢社長と柿木リーダーの会話を読んでみてください。 ●柿木リーダー:「社長、今月からお世話になっております、柿木です」 ○鷲沢社長:「お疲れ様」 ●柿木リーダー:「先ほど商談から戻ってきました」 ○鷲沢社長:「どうだった。君は前職でも営業だったと聞いたが違和感はないか」 ●柿木リーダー:「この会社が創業まもないベンチャーと知って興味を持ちました。若い子が多いですから私みたいな年寄りが必要かと思いまして」 ○鷲沢社長:「年寄りといっても、まだ30代半ばだろう」 ●柿木リーダー:「創業3年。フィンテックの分野は今後伸びていきますからね。楽しみです」 「私の話を聞いているのか」 ○鷲沢社長:「以前は