6月30日、米マイクロソフトのトム・バート副社長(顧客セキュリティー・トラスト担当)は、米政府が秘密指令を乱用し、米国のインターネットユーザーの膨大なデータを日常的に収集していると明かした。写真は1月25日、ニューヨーク市で撮影(2021年 ロイター/Carlo Allegri) [ワシントン 30日 ロイター] - 米マイクロソフトのトム・バート副社長(顧客セキュリティー・トラスト担当)は30日、米政府が秘密指令を乱用し、米国のインターネットユーザーの膨大なデータを日常的に収集していると明かした。 下院司法委員会の公聴会で、マイクロソフトは過去5年間で年間2400─3500件の秘密指令を受けており、裁判所の監視はほとんど機能していないと指摘。米国の法執行機関はマイクロソフトが受け取ったデータ要求の3分の1から4分の1について口出ししないよう求めており、「日常的な調査でさえ秘密にするよう要