静岡県函南町で、夫婦げんかの仲裁に入った息子を包丁で刺して殺そうとしたとして、64歳の父親が逮捕されました。 西川裕之容疑者は17日午後8時ごろ、自宅で長男の豪さん(38)の腹や胸などを包丁で刺して、殺害しようとした疑いが持たれています。豪さんは意識不明の状態で病院に搬送されましたが、その後回復し、命に別条はないということです。警察によりますと、西川容疑者は流し台に置いてあったペットボトルを片付けるかどうかで妻とけんかをしていて、仲裁に入った豪さんと殴り合いになって、台所にあった包丁を持ち出したということです。事件当時、西川容疑者は酒に酔っていて、調べに対して、刺したことは認めているということです。
東京都の特別委員会で、豊洲市場の9回目の地下水モニタリング調査を行った業者が東京都の指示によって、本来なら調査に使わないはずの地下水を分析していた箇所があることを明らかにしました。 地下水モニタリング調査のガイドラインでは、井戸にたまった地下水を取り除く「パージ」という作業の後に、新たにたまった水を採水して分析することになっています。 9回目の調査を実施した業者:「翌日以降に採水をするように提案した箇所があったが、東京都の職員からパージ水を分析資料として採水するよう指示があった。パージの水については多少、濁っていた」 この井戸は201カ所のうちの一つで、都はパージ作業をした後に地下水が染み出てこなかったことなどから、パージ作業の際にくみ取った水を使うよう業者に指示をしたということです。分析の結果、この水からは有害物質は検出されなかったということです。 小池都知事:「私はまだ何も聞いていない
国有地の格安な払い下げを巡って問題になっている大阪府の学校法人「森友学園」が運営する幼稚園で、虐待の疑惑があると国会で民進党が指摘しました。 民進党・玉木衆院議員:「おむつが禁止をされていると。2歳の子でもおむつが禁止だ。お漏らしをしたり、うんちを漏らすこともあるだろう。それをパンツでうんちをくるんで、幼稚園のバッグに入れて持ち帰らせると複数のお母さんが言っていた。時に、食器と一緒に入っているので不衛生。私はこれ、児童虐待にもつながる」 民進党の玉木議員は幼稚園を辞めた保護者から直接、話を聞いたとして、松野文部科学大臣に調査するよう迫りました。松野大臣は指摘を受けて、この幼稚園を所管する大阪府に状況の報告を求める考えを示しました。
一番安い切符を購入し、あらゆる駅で降りては駅員にクレームを付けていたということです。 逮捕された下村聖一容疑者(59)は先月、近鉄電車で150円の乗車券を購入し、大阪の「矢田駅」から三重県の「名張駅」まで乗車するなどし、乗り越し運賃1990円を支払わなかった疑いが持たれています。下村容疑者は7年間、ほぼ毎日、不正乗車を繰り返したとみられます。警察の調べに対し、下村容疑者は「やることも金もないが、150円で一日過ごせる。クレームを言うのが楽しかった」と容疑を認めているということです。
約20年前、東京・八王子市で起きたスーパー「ナンペイ」事件で急展開です。女子生徒2人が縛られた粘着テープから指紋の一部が採取され、10年ほど前に死亡した男の指紋とほぼ一致していたことが分かりました。指紋がほぼ一致した男とは、どういう人物なのでしょうか。 (社会部・猪ノ口克司朗記者報告) 男は事件当時、東京の多摩地域に住む日本人で、10年ほど前に病死しています。照合された指紋は、女子生徒2人を縛っていた粘着テープの粘着面から採取されていました。警視庁は、DNA型などの組織片を壊さないようにするため、重ねられたテープを「剥離剤」を使って剥がして採取しましたが、被害者や捜査関係者のものと一致しておらず、犯人が女子生徒2人を縛った際に付着した可能性があるとみられています。そして、警視庁は粘着テープから採取された指紋の一部について、前歴者などを含む1000万人以上とされる指紋のデータベースと照合した
19年前、東京・八王子市のスーパー「ナンペイ」で高校生2人を含む女性3人が射殺された事件で、女子生徒2人が縛られた粘着テープから犯人のものとみられる指紋の一部が採取され、これが10年ほど前に死亡した日本人の男の指紋とほぼ一致していたことが分かりました。 (社会部・猪ノ口克司朗記者報告) 事件発生からまもなく20年。捜査は重大な局面に差し掛かっています。女子生徒2人は、粘着テープで手を縛られていました。警視庁は、粘着テープに残ったDNA型などの組織片を壊さないようにするため、重ねられたテープを特殊な液体「剥離剤」を使って剥がし、粘着面から指紋の一部を採取することに成功しました。テープの粘着面に指紋の一部が残されていたのが明らかになるのは初めてのことです。1995年7月30日、八王子市のスーパー「ナンペイ」の事務所で、矢吹恵さん(当時17)らアルバイトの女子高校生2人を含む女性3人が拳銃で頭を
沖縄・うるま市の20歳女性行方不明事件で19日午後、女性の遺体が見つかりました。沖縄県警は死体を遺棄した疑いで軍属の男(32)を逮捕しました。アメリカのオバマ大統領が歴史的に広島を訪問をする直前のタイミングというだけに、日本政府は困惑しています。 (政治部・藤川みな代記者報告) 政府・与党内からは「本当に最悪のタイミングだ」という声が相次いでいます。政府としては、オバマ大統領の広島訪問で、悲惨な歴史を乗り越えた日米の同盟関係を世界にアピールしようとしていた矢先の事件で、友好ムードに水を差された状況です。日本政府はこれまでも、アメリカ軍関係者による事件が発生する度にアメリカ側に抗議し、綱紀粛正と再発防止を求めてきました。しかし、3月に女性が暴行された事件に続いて、またしてもこのような事件が起きたことで、自民党内からは「日米首脳会談でも取り上げて強く抗議するべきだ」という声が出ています。そ
東京オリンピック招致を巡る送金問題で、国際陸上連盟元会長の息子が、招致決定時期にパリで高級時計など高額な買い物をしたことがフランス検察の捜査のきっかけだったことが分かりました。 フランスの検察関係者によりますと、国際陸連元会長でIOC(国際オリンピック委員会)元委員、ラミン・ディアク氏の息子・パパマッサタ氏は2013年9月ごろ、パリで高級時計など2000万円近い買い物をしたということです。検察当局は、買い物に使われた金の流れを調べた結果、東京の招致委員会側が振り込んだ約2億円が代理店などを介してパパマッサタ氏に渡ったとみられることを確認したとしています。また、この高級時計などは東京招致に協力した複数のIOCメンバーに渡されたとみて捜査しているということです。
アメリカで出された同性婚を認める最高裁判決をきっかけに、一夫多妻の生活を送っている家族が裁判所に結婚届を提出しました。 モンタナ州に住むネイサン・コリアーさん(46)は、宗教上の理由で、2人の妻と5人の子どもと生活をしています。2000年に1人目の妻のビクトリアさん(40)と法的に結婚しました。そして、2人目の妻のクリスティーンさんとは宗教上の結婚式を挙げましたが、アメリカでは一夫多妻は認められていないため、婚姻関係はありません。先週、アメリカの最高裁で同性婚を合憲とする判決が出た際、ロバーツ最高裁長官が「同性婚を認めると、一夫多妻も同じ議論になる」と反対意見を述べたことから、コリアーさんは一夫多妻も結婚の平等にあたると考え、2人目の妻との婚姻届を提出しました。郡の裁判所はいったん受理するのを断ったうえで、来週までに正式な判断をして返答するとしています。コリア-さんらは、拒否された場合は
国会で3人の憲法学者が安保法制を「違憲だ」と指摘したことについて、自民党の高村副総裁は「学者の言う通りにしたら日本の平和が保たれたか極めて疑わしい」と改めて反論しました。 自民党・高村副総裁:「60年前に自衛隊ができた時に、ほとんどの憲法学者が『自衛隊は憲法違反だ』と言っていた。憲法学者の言う通りにしていたら、自衛隊は今もない、日米安全保障条約もない。日本の平和と安全が保たれたか極めて疑わしい」 高村副総裁はそのうえで、「私が批判しているのは憲法学者ではなくて、憲法学者の言うことを無批判にうのみにする政治家だ」と述べました。また、谷垣幹事長は「安全保障環境の変遷に伴って、考え方に変化があるのは自然なことだ」としたうえで、安保関連法案は最高裁の憲法判断に沿い、違憲ではないという考えを改めて示しました。
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