ホームレスとなり、富山市役所へ生活保護の申請のために約1週間通い続けた男性=富山市下赤江町で(向川原悠吾撮影) 富山市の生活保護の申請窓口で、住所がないことを理由にホームレスが受理を断られている。生活保護法は住所がなくても受けられると明記しており、こうした対応は以前、首都圏などで問題となった。監督する富山県は各市町村に研修などで説明しており「本当ならばあってはならない」と指摘する。(向川原悠吾)
放火事件を報じる新聞を読みながら京都アニメーション社員らを気遣う杉山卓さん、一美さん夫婦=浜松市北区で 京都アニメーションの放火事件は、世界のファンに衝撃を与え、日本のアニメ界の未来を心配する声も広がっている。同社創業者で専務の八田陽子さんの実兄で、手塚治虫を支え、創生期から日本アニメに携わってきた浜松市北区三ケ日町の杉山卓さん(82)は不安や悲しみに押しつぶされそうになりながら、「魂込めたアニメづくりをやめちゃ、だめだ」と呼び掛ける。 杉山さんは東京都出身。二十歳の時、東映動画(現東映アニメーション)に入社。原画をトレースし、セル画を描く作業に関わった。一九六三年ごろ、手塚さんに「今必要なのは、漫画よりもアニメの人材だ」と請われ、手塚さんの虫プロダクションに入り、チーフディレクターに就いた。
自民党ネットメディア局長の平井卓也衆院議員が二十八日、インターネット動画サイト「ニコニコ動画」上で生中継された党首討論で、他党の党首の悪口を書き込んで投稿していた。 ニコニコ動画のネット中継は、スマートフォン(多機能携帯電話)やパソコンから書き込んだメッセージが即時に画面上に流れる仕組み。動画の雰囲気にも影響する。 中継会場で討論を聞いていた平井氏は、社民党の福島瑞穂党首が冒頭発言した際に「黙れ、ばばあ!」、日本維新の会の橋下徹共同代表の欠席が伝えられた際には「橋下、逃亡か?」などとスマートフォンで書き込んだ。一方、安倍晋三首相の発言に対しては「あべぴょん、がんばれ」など肯定的なメッセージを送っていた。
石川県の能登地方での暮らしに愛着を抱き、弁護士が少ない地で法律相談の拠点をつくろうと、いずれも弁護士の中上勇輔さん(46)、菊地環さん(43)夫妻が穴水町と七尾市にそれぞれ法律事務所を開き、今年で六年目を迎えた。過疎化や高齢化に伴う相談も増えつつあり、夫婦で地域の相談役として奔走する。(太田理英子) 福岡県出身の中上さんと、埼玉県出身の菊地さん。東京で結婚し、それぞれ別の弁護士事務所で勤務していたが、「より必要とされるところで働きたい」と思うようになった。日本弁護士連合会が弁護士過疎の解消のため二〇〇四年に開所した「輪島ひまわり基金法律事務所」(石川県輪島市)への派遣に夫婦で応募。〇六年十月に着任した。 二人で受けた法律相談は年間約二百五十件。特に債務整理が多く、その大半が金融機関への過払いに悩むお年寄りだった。「これだけ法的支援の需要がたまり続けていたのか」。土日も書面作成などに追われた
(上)特殊カメラで撮影した、ロードバイクでの視線の動き(赤線)。路面とその前方の縦方向に偏っている (下)軽快車での視線の動き(同)。縦、左右とも広く見える=いずれも愛知県蒲郡市の愛知工科大で(小塚教授提供) 速度が出るロードバイク型の自転車に乗っている時の周囲の見え方は、視線が下向きになるなど車を運転しながらスマートフォンを操作する「ながらスマホ」に似ていることが、本紙と専門家が行った実験で分かった。名古屋市で八月、ロードバイクが歩行者をはねて死亡させた事故でも、運転していた愛知県瀬戸市の男性調理師(54)が本紙の取材に応じ「(顔を上げると)目の前に人がいた」と証言した。専門家は「乗る側が危険性を認識し、場面に応じて速度を落とす必要がある」と警鐘を鳴らす。 実験は十一月末、愛知工科大の小塚一宏教授(交通工学)の協力を得て、視線の動きを追う特殊カメラを着けた学生ら四人で実施。一般に「ママチ
ラジオ番組の生放送中に共演する女性を殴り、けがを負わせたとして、愛知県警は30日、傷害の疑いで、名古屋市瑞穂区、タレント宮地由紀生(本名・宮地由起男)容疑者(67)を逮捕した。 逮捕容疑では、6月27日午後2時55分ごろ、同市東区東桜の東海放送会館で、東海ラジオのラジオ番組「宮地佑紀生の聞いてみや~ち」の生放送中に、共演するタレントの女性(50)の左足を数回蹴った上、放送用のマイクで女性の唇を殴り、下唇の左端に青あざ、左足の膝小僧下に手のひら大の青あざの全治10日のけがを負わせたとされる。 県警によると、宮地容疑者は「間違いありません」と容疑を認めている。テーブルを挟んで向き合って話をしている最中だったという。28日、タレント女性本人が名古屋・千種署に来署し、被害届を提出した。 宮地容疑者は名古屋市出身で、東海地方を拠点にラジオやテレビに出演。「聞いてみや~ち」には、毎週月~木曜日、
福井県池田町は4日、「議会事務局のパソコンが乗っ取られ、議会関係のデータを抜き取られた可能性がある」と発表した。議会事務局長の50代男性がアダルトサイトを閲覧し、遠隔操作されたという。県警もファイルの流出がないかを調べている。 町によると、事務局長は3日にアダルトサイトを複数回閲覧。画面に「あなたのパソコンはウイルスに感染しています」とのメッセージと、連絡先として「050」で始まる電話番号が表示された。 事務局長はこの番号に電話し、片言の日本語を話す男の声による指示通りにパソコンを操作して、遠隔操作ファイルをインストール。約1時間半にわたって電話がつながった状態で遠隔操作される状況を見ていたという。 町によると、このパソコンに入っていたのは、議員の個人情報や議案など一般に公開しているデータがほとんどだが、流出すると問題となるファイルが入っていた可能性も否定できないという。今のところ役
岐阜県警北方署は13日、同県瑞穂市のスーパーで焼酎など25点(4465円相当)を万引したとして、盗みの疑いで住所不定無職の自称・福山雅治容疑者(49)を逮捕した。 署によると、容疑者は身分証を持っていない。過去にも2回、岐阜県内で窃盗容疑で逮捕され、いずれも窃盗罪で有罪判決を受けているが、公判でも「福山雅治」と名乗り続けたという。 今回は、商品を持って店外に出た直後、警備員が呼び止めた。盗みを認めたため、通報された。(中日新聞)
それぞれの部活動での体験などを基に、スポーツ指導者に求めることを考える生徒たち=東京都杉並区立和田中学校で 強くなりたいけれど、理不尽な扱いは嫌-。学校での運動部の指導のあり方が議論される中、子どもたちの声を指導者に届けようと、NPO法人「コヂカラ・ニッポン」は東京都杉並区立和田中学校と協力し、十の提言をまとめた。これを基に全国の学校やスポーツクラブなどで、それぞれの「十カ条」をつくるよう呼びかける。 昨年十二月初めの放課後、野球やバドミントン、剣道、ダンスなど、和田中の十の運動部のメンバー約四十人が教室に集まった。同法人理事の尾崎えり子さん(31)は「私たちはこれまで企業などと協力し、子どもの力を社会に生かす事業をしてきた。今回は皆とスポーツ指導について考えたい」と、新プロジェクト「チェンジ・スポーツ・バイ・キッズ」の趣旨を話した。 続けて尾崎さんは「指導者の思いを知ろう」をテーマに、サ
プロ野球中日で本塁打王、打点王の2冠を獲得した強打者、大豊泰昭(たいほう・やすあき)さんが18日午後10時41分、急性骨髄性白血病のため名古屋市内の病院で死去した。51歳。葬儀は近親者で行う。 台湾出身で名古屋商科大に留学。1年間の中日球団職員を経て、1989年にドラフト2位で中日に入団。巨人と最終戦で優勝を争って敗れた94年には、38本塁打で本塁打王、107打点で打点王を獲得。ベストナインにも選ばれた。 ナゴヤドームが開場した97年のオフに、阪神へトレードとなったが、2001年から再び中日に復帰。02年に引退した。 引退後は台湾担当のスカウトや少年野球の普及活動に力を入れ、中華料理店の経営も手掛けた。 通算成績は14年間で1324試合に出場。4097打数1089安打、277本塁打、722打点。10573振。打率2割6分6厘。(中日新聞)
トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 いじめかばう女児を暴行 三河の公立小、担任制止できず Tweet mixiチェック 2014年7月1日 09時03分 愛知県三河地方にある公立小学校3年の教室内で、いじめられている同級生をかばおうとした女子児童が別の同級生3人から暴行を受け、1週間のけがを負っていた。20代の男性担任教諭はその場にいたが制止できず、学校はすぐに保護者に連絡していなかった。 学校によると、騒動が起きたのは6月3日午後2時45分ごろで、5時間目が終わった休み時間中。複数の児童からたびたび悪口などを言われていた同級生を見かね、この女子児童が「いじめるなら、私をいじめろ」と口にしたところ、1人の女児と2人の男児が「いじめてもいいんだってー」と、殴る蹴るの暴行を始めた。 2人が女子児童を押さえつけ、1人が跳び蹴りする場面もあった。 担任は6時間目の授業に来
トップ > 三重 > 11月23日の記事一覧 > 記事 【三重】 かっぱの恐怖、今も 約束破りキュウリ栽培30年 Tweet mixiチェック 2013年11月23日 「キュウリ作らず」の禁を解く際に建てられたカッパ碑=熊野市飛鳥町の大又川河岸で 水難をもたらすかっぱを近づけまいと、キュウリの栽培を三百年間禁止してきた熊野市飛鳥町小阪の平(だいら)集落が、栽培の禁を解いてから今年で三十年の節目を迎えた。キュウリの栽培を避ける住民は今もおり、かっぱの恐怖を払拭(ふっしょく)するには時間がかかりそうだ。 大又川のほとりにある高さ四十センチの石碑。「キュウリ作らず」の禁を解いた一九八三(昭和五十八)年、住民がおはらいをした場所だ。平集落は大又川が蛇行する内側にあり、稲作農家など十一世帯が暮らす。 市史によると、集落近くでは大雨の時、川に落ちて死ぬ人が多く、かっぱの仕業と恐れられた。ある時、牛を
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