私(1人でも仙人)は某市役所の某市民課に勤務していました。毎日さまざまな利用者と直接窓口で接していると、ホントいろんな人がいるものです。個人のプライバシーに関することについては公にはできませんので、あくまでもココだけの話として、ゆっくりとご覧くださいませ。
私(1人でも仙人)は某市役所の某市民課に勤務していました。毎日さまざまな利用者と直接窓口で接していると、ホントいろんな人がいるものです。個人のプライバシーに関することについては公にはできませんので、あくまでもココだけの話として、ゆっくりとご覧くださいませ。
修士のクロダくんが論文について相談に来る。 修論のテーマは「学生運動」だそうである。 40年前の学生運動のことについて調べたいという。 私が彼女の年齢のとき(1973年)、その40年前というと、1933年である。 ヒトラーが政権を執り、松岡洋右が国際連盟の会議場から歩き去り、滝川事件が起きた年である。 どれも、私にとっては「ジュラ紀ほど大昔の話」である。 だから、ナチスが政権を執ったときのことをリアルタイムで知っている人なんかの話を聴くと、「生きる現代史」みたいな古老だと思っていた。 けれども、よくよく考えてみたら、私自身がもう彼女たちの世代から見たら「歴史的事件を語り継ぐ」古老の立場にいたのである。 69年の全国学園闘争とは何であったのか、お嬢さん、それをこの老人に聴きたい、と。 ほうほう、それは奇特な心がけだのう。 だが、あの話を若い方にご理解いただくためには、明治維新から説き起こさね
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