ブックマーク / kakusika.com (58)

  • 22歳フリーター男性、ぬいぐるみを買う - 書書鹿鹿 ~かくかくしかじか~

    大学の授業が終わり、3月の卒業式を終えれば晴れてフリーターとなる。そうなると基的にはバイト先と家との往復のみが行動範囲となり、仕事柄朝が早いため、なかなか遠出してエンタメに触れる機会がなくなってしまう。サークルも追い出されてしまったので人間関係も狭くなっていく。 「癒し、なくない?」 焦っていた。エンタメも触れられない、人間関係も少ない、働いて文章書いて畑仕事して。このままいくとおそらく精神がやられる。 22歳男性、真冬の大冒険 かわいいぬいぐるみを買うことにした。 2月の頭、大阪は梅田へとぬいぐるみを買いに行った。梅田周辺であれば、キャラクターグッズを販売しているショップが多くあると踏み、大阪一の繫華街へと繰り出したのだ。 この買い物には2歳下のサークルの後輩を連れて行った(男)。元々、遊びに行く予定は立てていたので、せっかくならこのタイミングでお買い物にも付き合ってもらおうと考えたの

    22歳フリーター男性、ぬいぐるみを買う - 書書鹿鹿 ~かくかくしかじか~
  • 自意識過剰人間、原因は自分にある。のフリーライブに行く - 書書鹿鹿 ~かくかくしかじか~

    自分は重度の自意識過剰である。人からどう見られるかを意識し、何か行動を起こすたびに「これで合ってるかな?」「変なことしてないかな?」と気にしてしまう。自意識過剰はとにかく生きづらい。 自分の自意識過剰がここぞとばかりに発揮されるのが『初めての場所に行くタイミング』だ。バイトの初日なんかが特にそう。初日だから何も分からないのが当たり前なのだが、勝手が分からない場所で、知らない人たちに囲まれていると勝手に『アウェイ感』を感じてしまう。 「ここにいて大丈夫かな?」 「何にも言ってくれないからしょうがない」 「これをやっていいかな?」 「ちゃんと言わない方が悪い。やる」 疑問と言い訳の自問自答を繰り返し、心の声が早口言葉みたく聞こえてくる。どの場面でも経験者や集団がいる場合に、勝手に疎外感を感じて縮こまってしまう。 そんな自意識過剰人間が人生で初めて『男性アイドルグループのライブ』に行くことになっ

    自意識過剰人間、原因は自分にある。のフリーライブに行く - 書書鹿鹿 ~かくかくしかじか~
  • 朝に楽しみを見出す - 書書鹿鹿 ~かくかくしかじか~

    昔から、朝に対する楽しみが全くなかった。 クリスマスやお正月はサンタがプレゼントを届けてくれたり、お年玉をもらえたりするので早起きをしていたが、それ以外の朝は全部憂だった。学校に行かなければならないし、時間が無いから手軽に朝を済ませないといけないし、寝癖直したり着替えたり。そもそも布団から出ることが億劫だった。一度布団に入れば『生涯現役』といった気持ちで布団に潜っている。人生訓だけは『HUNTER×HUNTER』のゼノ=ゾルディックと同じである。 20代前半になった今、ここ1年なぜか朝早く目覚めてしまう。自分としてはもっと寝たいのに、勝手に7時くらいに目が覚めてしまう初老モーニングを過ごしている。それがきっかけで早朝バイトを始めるようになったのだが、狙いはもう1つあった。朝を潰したかったのだ。 朝の使い方がずっと分からない。昼からはなんとなく身体も脳も起きてきて「あれやろう」「これやろ

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  • 喜多方ラーメン坂内の「ねぎ塩炙り焼豚ご飯」に感動した話 - 書書鹿鹿 ~かくかくしかじか~

    昨日書いた記事の続き。 kakusika.com 昼過ぎに富田林にある喫茶室『マメトコナ』でお茶をした後、時間もあったのでサンダル後輩と1駅歩いた。よく通った道だが3月で大学を卒業するため、もう来なくなるんだと思えば少しノスタルジックな気持ちになった。看板に描かれていた小学生が描いた田んぼのイラストを見て、「『刈れるもんなら刈ってみろよ』という態度の稲もいるかもしれない」と話したらドン引きされた。相変わらずキモイ先輩だ。 駅に着く。サンダル後輩は次の日実家に帰る予定があり、それの荷造りがあるので駅で解散することになった。帰りの新幹線もサンダルで帰るらしい。冬を知らない可能性が出てきた。今度会ったら広瀬香美を聴かせてみようと思う。 この時点で夕方の5時。晩ご飯を外でべるには中途半端な時間だし、ついさっき『マメトコナ』で「米粉と豆腐のラムチョコレートケーキ」をべたばかりなので、お腹に余裕が

    喜多方ラーメン坂内の「ねぎ塩炙り焼豚ご飯」に感動した話 - 書書鹿鹿 ~かくかくしかじか~
  • マメトコナの焼き菓子で幸せ体験 - 書書鹿鹿 ~かくかくしかじか~

    物アレルギーを持っているとさまざまなジャンルの事が制限されるが、その中でも一番と言っていいほど制限されるのが“お菓子”である。自分は卵・乳成分のアレルギーなので、軒並みアウトとなる。“お菓子”というホームページがあるとして、「卵・乳製品不使用」の絞り込みをかければ、グッと件数が減るだろう。洋菓子のほとんどは卵や乳製品(バターやチーズ、生クリーム)を使っているので特にダメだ。小さいころの誕生日はケーキではなくおはぎ(和菓子は比較的大丈夫)ということがよくあった。卵や乳成分に慣れさせるため、昔は少量摂取して特訓することも試したが、あまり改善されなかった。 20年以上生きてきて、べれるお菓子に限界を感じていた折、たまたまInstagramに同じアレルギーを持つアカウントを見つけた。関西を中心とした卵・乳製品不使用の飲店を紹介している個人的なアカウントで、わざわざアレルギー表を掲載している

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  • ぎょうざの満洲で食べた"初めてのラーメン" - 書書鹿鹿 ~かくかくしかじか~

    Twitterの検索ページを見ているとトレンドに『ぎょうざの満州』があがっていた。インタビュー記事に対して反響があったらしい。それを見て、自分が初めて外ラーメンべたのが『ぎょうざの満州』だったことを思い出した。 たしか高校生の卒業式の少し後だったと思う。大学の試験期間も終わり、通っていた塾も辞めた自分はアルバイトを始めた。 イベント派遣のバイトで主に音楽系のライブの案内や設営、たまにスポーツ系のイベントがあるかないかみたいな内容だった。 週に一度、登録している会社から電話が来て、日程の調整を合わせる。3月から始めたので研修中だった自分は、なるべく多くバイトを入れようと思っていた。いくつか提案されたイベントの中で一際異彩を放っているイベントがあった。 それは平たく言えば、ある特定の料理を集めたフードイベントだった。 それまで音楽・スポーツしか行っていなかった自分からすればとても興味を

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  • バウムクーヘン×4=? - 書書鹿鹿 ~かくかくしかじか~

    「何で?」と思った話 先日、久しぶりにサークルで一緒だった後輩と会った。 自分のサークルで4回生を引退させる追いコン(追い出しコンパの略)が開催され、昼間の催し物には参加できなかったが、打ち上げの飲み会には参加していた。 その後輩は自分が4回生になり卒業するよりも早く大学を辞めてしまった。芸術系の大学なので、中退は比較的多い。金銭的な問題や、思ってたのと違う問題、別に学ばなくても自分でできる問題と辞める理由はいくつもある。その後輩は辞める理由がありすぎた。自分が4回生、後輩が3回生になった夏ごろ、一足先に大学を辞めていったのだ。 その後輩とはよく相方を組んでお笑いライブに出ていた。演劇をずっとやっていたこともあって声は出るし演技力はあるし舞台度胸もある。自分に無いものをすべて持っていた。自分の書いたネタを理解するのも早かったし、実行できるのも強みだった。学内だけでなく、外部のライブに出る時

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  • オードリー若林正恭と長風呂 - 書書鹿鹿 ~かくかくしかじか~

    自分は長風呂が苦手である。 お風呂は結構好きな方だ。普段は信じられないほどの寝癖が付いてしまうので朝シャワーしかしないのだが、何か疲れた時は湯船にお湯を張って、身体の中をじわじわと溶かしている。自分の疲れを癒すとともに、「自分ってこんなに疲れてたんだ!」と毎回新鮮な驚きと共に確認する作業でもある。 ただ長風呂は苦手だ。ゆっくり浸かっていたいとは思うのだが、何もしていない時間がもったいない気がしてじっとしてられないし、何より身体が「もう無理―!」とロバート・山博ナイズされた悲鳴を上げるので、比較的短めに済ませてしまう。 まずは身体を洗って入浴、5分ぐらいしたら一度上がって頭を洗う、そしてまた3分ほど入浴。 この無理なく行える手順が風呂に入るルーティンと化していた。 昨日、久しぶりにお風呂を入れた。連日寒波の影響で身体は芯まで冷え切っているのに、凍えながら朝シャワーをしているのは当に意味が

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  • ワンナイト懸賞 - 書書鹿鹿 ~かくかくしかじか~

    昨年の12月頭ごろ、なんで思い立ったのか分からないが、急に懸賞に応募したくなった日があった。応募したのは大学の授業中だったのであまりつまらなかったのだろう。それに、卒業まであと少しとなった段階で「少しでも無料で生活の糧に」と思ったのかもしれない。たった1日だけそんな日があった。 その日は怒涛の個人情報入力ラッシュだった。 懸賞サイトを開き、片っ端から応募できそうなページに飛んで個人情報を入力していく。 氏名、年齢、住所、電話番号、メールアドレス。 何個か応募していくと“応募者に優しい懸賞サイト”と“応募者に優しくない懸賞サイト”の違いが分かってくる。 一番嬉しいのは、『郵便番号を打ち込んだだけで住所まで勝手に入力してくれるやつ』 これが当にありがたい。あとは番地さえ打ち込めば完成の状態まで持っていってくれるので、さながらチンするだけの冷凍品のようである。器を洗う必要もない容器ごとチン

    ワンナイト懸賞 - 書書鹿鹿 ~かくかくしかじか~
  • 「く」の卒業 - 書書鹿鹿 ~かくかくしかじか~

    ブログの名前を変えてみた。 始めた当初は 『書く書く鹿鹿』 だったが、今回の変更で 『書書鹿鹿』 になった。 「く」×2がこの度、卒業を発表したのだ。 人たちは卒業したくなかったみたいだが、グループ(ブログタイトル)の売り出し方を巡って事務所(ほりい)と衝突し、事実上のクビという形で去ることとなった。 前の「書く書く鹿鹿」も今の「書書鹿鹿」も読み方はどちらも同じで「かくかくしかじか」である。この名前に別にこだわりがあるわけではないが、なんか自分の書く文章やジャンルを表す言葉としてピッタリな気がしているので、気に入ってはいる。 自分は何か1つのジャンルに絞ることが苦手だ。ハマっては飽きてハマっては飽きてを繰り返すので、何事にも一貫性が無い。お笑い、音楽、演劇、映画趣味は多いが、特化型ブログを書けるほどの知識量は無い典型的な“広く浅く人間”なので、特定のジャンルに絞ったブログの名前は付

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  • 言語化 - 書書鹿鹿 ~かくかくしかじか~

    「文章を書いていてどの瞬間が一番楽しいか?」と聞かれれば、「自分の思ったことをそのまま言語化出来た時」だと答えるだろう。 でも、自分は言語化することををサボる瞬間が多々存在する。 言語化のサボり方は2パターンある。 1つは100ではなく70程度にするパターン。自分はこれがめちゃくちゃ多い。 つまりどういうことかと言うと、完璧に言語化出来たものを100とする場合に、7,80程度の言葉で片付けてしまうということである。言語の手抜き作業だ。 自分の中での“完璧な言語化”というのは、“少しのユーモアを交えつつ的確に状況や熱量を届けること”と位置付けている。自分が日記やエッセイを書く時は出来事を中心に書くことが多いので、情景描写に腰を入れることはほとんどない。その時の景色や場面をありとあらゆる形容詞を総動員したところで、着飾った感が丸出しになってしまうためである。それよりも、自分は出来事に対し少し

    言語化 - 書書鹿鹿 ~かくかくしかじか~
  • 最後の○○ - 書書鹿鹿 ~かくかくしかじか~

    先日、最後の学内ライブがあった。 学内ライブとは自分が所属する大学のお笑いサークルによる月1のライブのことである。例年は1月には開催しないことになっていた。当時は控室が屋外の教室を借りてやっていたので寒すぎてセリフを嚙む人が続出したのと、単純にテスト期間や課題提出期間と被っていたので人が来なかったのが理由だ。なんなら部員も来ない。 けれど、今年度は1年生が多く入ってきて積極的に学内ライブを開いていたので、1月もやることになった。演者の立候補もそれなりに多かった。 自分は4年生だ。必然的に最後の学内ライブとなった。当は前回(12月)の学内ライブが最後だろうと思ってネタを披露したらあんまりウケなくて心残りがあったので、開催してくれてありがとうと思った。 1月の学内ライブではネタを2披露することにした。1は前からやりたかった始めから設定に入ったキャラ漫才。前回やりたかったのだが相方との予定

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  • 義理年賀状 - 書書鹿鹿 ~かくかくしかじか~

    昨年(今年)は年賀状を1枚も書かなかった。 幼稚園の頃に、親の見よう見まねで当時仲が良かった女の子に書いて以来、毎年同級生だったり先輩・後輩、担任の先生やお世話になった習い事の先生に書いていたが、とうとう昨年(今年)は0になった。 年賀状が来れば返すで延命していた関係性もあったのだが、それもほとんどなくなった。今年届いた年賀状は、小学生の頃の音楽の先生ただ一人だった。なぜ、それほど関係性がなかった音楽の先生に年賀状を送ったのかも分からない(1人1人に送っているわけではないので多分こっちから送り始めた)し、それが未だに届くのかも分からない。多分自分のことも覚えていないと思う。もう書くことも無いから、ずっと「お元気ですか?」しか書いていない。年1井上陽水 こっちから送ることはもうないと思う。自分と関係性を持っている人は現在進行形で会う人なので送る必要が無い。というかそもそも住所を知らない。わざ

    義理年賀状 - 書書鹿鹿 ~かくかくしかじか~
  • 「本を買う」という特別体験 - 書書鹿鹿 ~かくかくしかじか~

    久しぶりにを買った。 を買うという行為をするのは一体何年振りだろうと思う。大学の授業で必要だったために買ったことは一昨年に一度だけあったが自発的にを買うことはおそらく大学に入ってすぐにあったぐらいだと思う。その頃はバイトもやっていてお金をある程度自由に使うことが出来たので、書店に行って興味のあったを買っていた気がする。文学系の学部に所属することもあってを読むことをクセづけていた。元来、家でを読むことが苦手(他の誘惑が多すぎる)なので、移動中を中心に呼んでいた。多分最後に買ったのは、神田松之丞(当時)の講談のと山田ルイ53世の一発屋芸人のだったはずだ。 しかし、バイトも辞めてしまったのでを買うことも無くなり、次第にサークル活動の時間が増えたことからを読む時間も無くなくなっていた。約2年間を読むことから遠ざかっていた。せっかく買った神田松之丞と山田ルイ53世のも買ったま

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  • 『THE FIRST SLAM DUNK』を観に行ったらスクリーンアウトされた話 - 書書鹿鹿 ~かくかくしかじか~

    『THE FIRST SLAM DUNK』をようやく観に行った。 漫画『SLAM DUNK』が家に全巻揃っている自分としては、もちろん公開日である2022年12月3日に観に行きたかった。映画を楽しむため、久しぶりに全巻読み返しておさらいもしていた。しかし、卒業に必要な課題の提出と被ったり、年末年始で人が多くなる期間と被ったりでなかなか観に行けなかったのだ。 『THE FIRST SLAM DUNK』は予告でもあまり前情報がなかったし、観た人が口をそろえて「前情報は入れすぎない方がいい」と言っていたのでなるべく情報は調べずにいたのだが、それでも人気作なので情報統制するのが大変だった。 中でも一番大変だったのは『ハライチのターン』だ。元々バスケットボールが大好きな澤部さんは公開されるや否や映画を観に行き、それをエピソードトークで話していたし、次の週では岩井さんまでもがエピソードトークで映画を観

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  • アホキャラでいきすぎた - 書書鹿鹿 ~かくかくしかじか~

    アホキャラで行き過ぎた~。 今のスーパーの青果バイトを始めて、もうすぐ1年が経とうとしている。 前のバイトから2年半ものブランクがあった中で始めたバイトは、“早朝から勤務が出来る”という点だけで選んだ。当時、不規則な生活になりがちな春休みに自分はなぜか規則正しい生活を送っており、朝は7時前に起床する“余生の目覚め”を実践していた。実を言えば眠る体力すらなくなっていただけだったが、いつの間にか朝が強くなっていると勘違いした自分は、早朝バイトを探し始めた。単に“朝が強いから”という理由だけでなく“夜からバイトがある・先々の予定にバイトがあると憂になるから”という理由もあった。早朝だと強制的に「起きてすぐに行かなければいけない」の状態になるため憂な気持ちになる前に無理やり働ける。それがありがたかった。 命だった某ドラッグストアの品出しは落ちたものの、すぐ切り替えて今のバイト先に応募し、見事

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  • ガストの低アレルゲンメニュー『2種豆の欧風黒カレー』が想像以上に美味しかった - 書書鹿鹿 ~かくかくしかじか~

    *他のアレルギー関連の記事はこちらから kakusika.com 「どうしてもガストに行きたいから、年末無理やり予定あけてくれ」 クリスマスを目前に、通常ではありえないお願いを地元の友人にしていた。「ガスト×年末」の組み合わせですらミスマッチな気がするのに、そこに「どうしても」を加える奇妙な三角関係。 そもそもガストに“どうしても”行きたい人などこの世に一人もいない。存在しない人botに送れば間違いなく採用クラスである。自分ももちろんこれまでの人生で一度も「ガストに行きたい!」なんて切望したことはない。ご飯も美味しいしチェーン店でそれなりにリーズナブルなので行く人は多いが、何もご飯を求めてといった感じではないのだ。 「時間を潰すために仕方なく」 「金欠だから仕方なく」 「近所にここしかないから仕方なく」 「店選びを間違いたくないから仕方なく」 ガストにたどり着く全ての理由に「仕方なく」とい

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  • ANORAK!の1stアルバムが名盤すぎて、最近これしか聴いていない - 書書鹿鹿 ~かくかくしかじか~

    ANORAK!が最高すぎる。 つい先日、Instagramのリールを垂れ流していた時にたまたま出会ったバンド。 ANORAK! (↓流れはこっちの記事で) kakusika.com 出会ったのが11月14日でラッキーだった。その2日後の16日にANORAK!のアルバムが発売されるタイミングだったからだ。アルバムに賞味期限はないが、鮮度が高いうちに聞いておいた方が熱量をリアルタイムで共有できるので確実に得をする。少し前の怠惰な自分よ、出合わせてくれてありがとう。 なにはともあれ、ANORAK!の1stアルバム『ANORAK!』が名盤すぎる。 Anorak! ANORAK! パンク ¥2037 まず、このアルバムを見た時に目につくのが、特徴的な曲名だろう。 1.中野 2.浅草 3.表参道 4.吉祥寺 5.八王子 6.調布 7.下北沢 8.初台 9.渋谷 10.新宿 11.池袋 12.品川 13

    ANORAK!の1stアルバムが名盤すぎて、最近これしか聴いていない - 書書鹿鹿 ~かくかくしかじか~