シリア・イドリブ県のハンシャイフンで毒ガスによるとみられる攻撃の後、マーレト・アルノマンの町で手当てを受ける子ども(2017年4月4日撮影)。(c)AFP/Mohamed al-Bakour 【5月2日 AFP】国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は1日、シリア政府軍が2016年12月から17年4月にかけて化学兵器を4回使用したとの調査結果を発表した。人道に対する罪に相当する化学兵器使用の「明らかなパターン」が見られるとしている。 4回の内訳は北西部イドリブ(Idlib)県ハンシャイフン(Khan Sheikhun)での1回と、中部ハマ(Hama)県での3回。 HRWは、先月4日にハンシャイフンで行われたとされる攻撃と、昨年12月と今年3月にハマ県であったとされる3回の神経ガス使用について、目撃者60人から聞き取りを行うとともに、関連の写真や動画を収集した。 同団体によると、