インターネットは平等だと思う こう言うと、そんなことはないと言われそうだが 喩えるなら大きな体育館のようなものだ その体育館には全ネットユーザーが収容されている 体育館のステージには誰でも上がることができて、そこでマイクを使って喚き散らすことができる 大抵の意見は無視されるか聞こえさえしない 聞かれたところで野次が飛んで来るかもしれない もちろん名前を明かしたり、名前をつければ傾聴する人が出てくるので、格差は出る それでも誰だってステージに上がることができる 上がっても、年齢・性別・所属などを隠すこともできる 権威もなく、どこの馬の骨とも分からない弱者も、一つの意見を発することができる 誰かのココロに刺さることを言えば、拡散されてそれはやがて大きな意見になる 言葉には色がつかず、いつでもソースを辿ることができ、リアルのような不確定さも薄い これは本当に平等に近い状態だ しかし同時に気がつく