先日のエントリを書くのに高橋氏の昔の記事を探していたら「keiseisaiminの日記」さまのブログで、高橋氏が日銀総裁の成績?を打率に例えてつぶやいていたのを知った。 日銀総裁の打率というのは、任期月の中でインフレ率は0から2%の範囲に収まっている月数の割合。福井総裁2割5分。白川総裁1割9分。海外は6割以上当たり前、8割くらいだとGJ! http://twitter.com/YoichiTakahashi/status/23660356731674624 これを読んで筆者が真っ先に思い出したのはスティーブン・ジェイ・グールドが書いた「四割打者の絶滅」という仮説である。 スティーブン・ジェイ・グールドは著名な進化生物学者で科学史家、そして偉大な科学エッセイストであり、筆者がものの考え方について最も影響を受けた科学者の一人である。 進化生物学者としての業績については筆者はよく分からないが、