企業の基幹業務システムなどに用いられる大型コンピュータのこと。 1950年代ごろから商用で使われ始めたコンピュータは当初、事務処理用と科学技術計算用に分かれており、それぞれプログラム言語なども含めて互換性がなかった。 こうした状況の中、1964年にIBMが「システム/360」というコンピュータを発表し、歴史を変えた。これは事務計算、技術計算、リアルタイム処理などの多用途に利用できるため、この流れを汲むコンピュータは“汎用機”と呼ばれる。なお、1980年代に普及が始まったパーソナルコンピュータ(PC)やワークステーションも“汎用”ではあるが、特に汎用機とはいわない。大型のコンピュータとしてはスーパーコンピュータがあるが、これも計算能力に特化しているため、汎用機とはいわない。 1960年代にはコンピュータといえば大型機だったので“コンピュータ”以上の呼び名はなかったが、その後小型のコンピュータ
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