新型コロナウイルスのワクチンをめぐっては、先進国と途上国の格差が指摘されている。欧州連合(EU)が輸出規制を発表するなど囲い込みの動きもある一方、中国はワクチン外交を進める動きもある。日本はどのような方策をとるべきか。 1日現在の世界の新型コロナ感染者は累計で1億360万人、人口100万人当たり1万人3291人だ。 地域別でみると、感染者数の累計は欧州で3032万人、北米で3063万人、南米で1589万人、アジアで2313万人、オセアニアで5万人、アフリカで359万人にのぼる。 人口100万人当たりでみると、欧州が4万0534人、北米が5万1751人、南米で3万6720人、アジアで4996人、オセアニアで1178人、アフリカで2640人となっている。 人口比では欧州と北米、南米に多くの感染者がおり、アジア、オセアニア、アフリカは1桁少ないことが分かる。 死者数については世界の累計で224万