東芝がBlu-ray Discの事業化を検討しているという一部報道に対して、同社広報は6月25日、「可能性としてはあるが、具体的な製品計画はない」とコメントした。 6月25日付けの日刊工業新聞によると、24日に行われた株主総会で東芝の西田厚聰社長(現在は会長)は、SDメモリーカードの将来的な規格開発などで、BD陣営との協力が重要になるとして、BDAへの加盟や事業化の可能性を示唆したという。 東芝は、2008年2月にHD DVD事業の終息を宣言。当時はBD製品の展開について「検討していない」(西田氏)と明言していたが、既に1年以上が経過し、事業を取り巻く環境も変化している。「さまざまな要望があるのは承知している。柔軟に対応していきたい」(広報)。 関連記事 次世代DVD戦争を振り返る HD DVDとBlu-ray Disc、次世代のDVDをめぐる争いはHD DVDを推進し続けた東芝の撤退とい
Blu-rayは次世代DVDフォーマット戦争の勝者となったが、米消費者の間での採用はあまり進んでいない――米Harris Interactiveがこのような調査結果を発表した。 同社が2009年4月に約2400人を対象にオンラインで行った調査によると、Blu-rayプレーヤー所有者は回答者のうち7%を占めた。これに対し、HD DVDプレーヤー所有者は11%と、Blu-rayプレーヤー所有者を上回る結果となった。Blu-rayを再生できるプレイステーション 3(PS3)の所有者は9%、Xbox 360用のHD DVDドライブ所有者は3%だった。 各種デジタル機器の所有者の割合(単位:%) 2008年 2009年 DVDプレーヤー
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