前編では、「ワンセグ持ち出し」と「YouTube」を中心に検証したが、今回は操作やダビング機能など、レコーダーとしての基本機能を見ていこう。 まずは弱点を克服したといえそうなメニュー操作から。高い評価を得た昨年の秋モデルは、画質や機能が大幅に強化された一方、メニュー操作などで動作のもたつきを指摘する声も多かった。操作後の画面の切り替わりなどが遅く、体感的に操作に対する反応が分かりにくかったのだ。 そこでDMR-BW950では、操作を受け付けるとまず画面をブラックアウトさせることで、操作に対するフィードバックを行うようになった。体感で分かるほど画面の切り替わりなどは高速化はされていないようだが、明らかに“分かりやすさ”は向上している。少なくとも2008年秋モデルを操作しているときに感じたじれったさは格段に減った印象だ。 メニュー構成も変更された。スタートボタンで表示されるトップメニューは、新
ここ数年、パナソニックは秋にダブルチューナーのBlu-ray Disc(BD)レコーダーを、春にシングルチューナーのBDレコーダーやDVDレコーダーを投入するペースを守ってきた。つまり、1年かけて全体のモデルチェンジを行ってきたわけだが、2009年の春モデルは様子が違う。良い方向で裏切られ、ほぼフルラインアップが登場した(→パナソニック、“ワンセグ持ち出し”機能も備えた新「ブルーレイDIGA」4製品)。 今回取り上げるのは、デジタルダブルチューナーと1TバイトのHDDを内蔵した最上位機種の「DMR-BW950」。「UniPhier」(ユニフィエ)の採用とMPEG-4 AVC/H.264エンコーダーの搭載による長時間録画に対応しており、従来モデル同様、HLモード利用時には50Gバイトの2層BDメディア使用時で約24時間、DVDメディアでも約2時間10分のフルハイビジョン録画が可能だ。「アクト
ジェネオン エンタテインメント株式会社は、3月27日から順次発売する、テレビアニメ「カードキャプターさくら」をまとめたBlu-ray Disc BOXの音声仕様を変更。オリジナルの2.0ch音声の収録フォーマットを、従来のドルビーデジタルからリニアPCMに変更すると発表した。 12月15日のBD-BOX化発表当初、同社は音声仕様について、5.1chの音声と、オリジナルの2.0ch音声をリニアPCMで収録すると発表。その翌日の16日に、2.0ch音声をリニアPCMからドルビーデジタル2.0chへ変更していた。今回、それが発表当初の仕様に戻ったことになる。 同社では変更について「Blu-rayオーサリングの際に、2層点となるポイントを緻密に算出する事によって、映像の転送レートの画質を保ちつつ、オリジナル2.0chの音声をリニアPCM(非圧縮)にする事が可能になった」と説明している。変更後の仕様
各巻3話収録だが、第4巻のみ4話を収録。価格も若干高くなっている。第1巻の本編収録時間は75分。特典映像も収めており、アクアプラスフェスタで上映されたプロモーション映像と、森川由綺役の平野綾、緒方理奈役の水樹奈々へのインタビューを収めている。また、各巻の初回版には、4巻までの連動特典として、WHITE ALBUMのイベントへの参加応募券が封入される。 「雫」や「痕」、「ToHeart」などで知られるLeaf(アクアプラス)が、'98年に発売した美少女ゲームが原作。高校時代から恋人同士の主人公・冬弥と森川由綺。仲の良い2人だったが、由綺がアイドルとしてデビューすることになり、2人の距離は徐々に離れつつある。大学の2年になった冬弥は、今日も学内でTV番組の収録に向かう由綺と出会うが、短い会話を交わすのみ。一方の由綺は、トップアイドル・緒方理奈の出演する番組でアシスタントとして奮闘しているが、裏
デジタル放送のストリーム録画(DRモード/MPEG-2 TS)だけでなく、HD解像度でMPEG-4 AVC/H.264形式でのデジタル放送録画が可能で、「アドバンスドAVCエンコーダー」を搭載。AVCの記録モードは、HG(12.9Mbps)/HX(8.6Mbps)/HE(5.7Mbps)/HLモード(4.3Mbps)が選択可能で、HLモード利用時には、2層BD-R/REに24時間録画できる。 AVC録画の各モードはHDDと、BD-R/REに加え、DVD-R/RAMへのハイビジョン記録を行なう「AVCREC」にも対応。記録解像度はいずれも1,920×1,080ドット(地上デジタルなどの1,440×1,080ドットのソースは、1,440×1,080ドット)で、MPEG-4 AVCのHigh Profileを採用する。シングルチューナモデルのDMR-BR550も、W録画以外の基本録画機能は上位機
パナソニックは1月6日、Blu-ray Disc(BD)録画対応のHDD搭載ハイビジョンブルーレイディスクレコーダー「ブルーレイDIGA」新モデル計4製品「DMR-BW950」「DMR-BW850」「DMR-BW750」「DMR-BR550」、およびDVD録画対応モデル「ハイビジョンDIGA」の新モデル2製品「DMR-XP15」「DMR-XP25V」を発表、2月1日より販売を開始する。価格はいずれもオープンだ。 DMR-BW950、DMR-BW850およびDMR-BW750は、いずれも“ブルーレイDIGA”上位モデルとなるダブルチューナー搭載製品「DMR-BW」シリーズの後継製品で、新世代LSI「UniPhier(ユニフィエ)」の採用とMPEG-4 AVC/H.264エンコーダー「アドバンスドAVCエンコーダー」の搭載による長時間録画に対応。従来モデル同様、HLモードの利用時には50Gバイ
各社がMPEG-4/AVC録画機能を搭載し、スペック的には横並びに近い状態になった現在のBlu-ray Discレコーダー(以下BDレコーダー)。それだけにメーカーの個性が生きてくる時代ともいえる(関連記事)。 左からオーディオ・ビデオ事業本部ビデオ事業部2部1課の末永信一エンジニアリングシステムマネジャー、CREASの設計を担当した同事業部門システム設計部1課の濱田敏道シニア・システム・デザイナー、ホームAVマーケティング部ホームビデオMK課の中村芳彦マーケティングマネジャー 中でも「2011年画質」というインパクトの強いキーワードを打ち出したのがソニーだ。新しい高画質処理回路「CREAS」(クリアス)を搭載し、他社製のテレビに接続しても画質が改善されるとうたっている。CREASの開発コンセプトとその仕組みについて、また製品レビューを通じて感じた疑問について、同社開発陣に詳しい話を聞いた
いいよ年末商戦がスタート。これまでに薄型テレビの新製品やBlu-ray Discレコーダーを紹介してきたが、BDソフトが徐々に充実してきたことで、映画や音楽、舞台などの映像ソフトのファンにも、フルHDプロジェクターやBDプレーヤーが勧められる状況になってきた。従来はどちらかといえばハードウェア先行だったが、今後は見たいソフトのために視聴環境を整えるという、本来あるべき形に市場が変化してくると考えられる。 日本ではアニメコンテンツのBD化が進みつつあり、粘り強く新規タイトルが出続けている洋画に、少しずつではあるが邦画タイトルも増加してきた。さらに海外に目を向けると、映画ソフトだけでなくオペラやバレエ、それに各種コンサートなどの音楽ソフトが増えてきている。先日、香港に仕事で訪れた際、英国でBBCが販売しているオペラ、バレエを10タイトル程度、それに主に米国でリリースされているZZ Topなどの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く