7月30日は「土用の丑の日」。来たるべきその日に向け、「ウナギ味のナマズ」なるものが登場しました。完全養殖に成功した“近大マグロ”で知られる近畿大学が、ウナギに対抗(?)するべく開発。イオンで販売がスタートしています。 販売に先駆けて実施された試食会に参加し、気になる味を確かめてきました。 そもそもなぜ「ウナギ味のナマズ」を開発? 近畿大学で「ウナギ味のナマズ」の開発がスタートしたのは、今から6年前。ウナギの供給量が世界的に減少してきたことを受けて、「ウナギの代わりを探してほしい」と養鰻業者や蒲焼業者から相談されたことがきっかけだったと語るのは、近畿大学世界経済研究所の有路昌彦教授。 「稚魚の生産が比較的容易で、蒲焼にも適しているものをリサーチしました。あらゆる国産淡水魚を取り寄せ蒲焼にしたところ、資源も豊富な『マナマズ』が改良次第でウナギに近づけることができるのでは、ということで研究をス