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ブックマーク / apeman.hatenablog.com (24)

  • 語るに落ちちゃった人 - Apeman’s diary

    先日、「きれいなヘイト」認定されておかんむりだった木村幹・神戸大学教授。 https://twitter.com/dogu_fm/status/603267761322610688 https://twitter.com/kankimura/status/603560832836833280 https://twitter.com/kankimura/status/603563636066361344 「どこがどうヘイトだというのか、具体的に指摘しろ」という要求そのものは至極まっとうではあるものの、その後「全く名字帯刀も許されていない庶民の考える事はわからん」ツイートで馬脚を現しちゃいました。関連ツイートのうち特にひどいのがこれ。 https://twitter.com/kankimura/status/608847621961097217 これ、もし相手が実際に在日コリアンだったり韓国

    語るに落ちちゃった人 - Apeman’s diary
  • 「道義的責任」の成れの果て - Apeman’s diary

    http://blogos.com/article/108036/ https://www.youtube.com/watch?v=wy1-ckr8FIE&feature=share 無残、のひとことです。秦郁彦氏が? いやいや、大沼保昭�氏のことです。アジア女性基金派が主張する「道義的責任」の内実がなんであったかが明らかになったというわけですね。

    「道義的責任」の成れの果て - Apeman’s diary
  • 毎年のこととはいえ…… - Apeman’s diary

    Google のニュース検索で「盧溝橋」を含むニュースを検索してみましたが、見事に中国での記念式典を伝える(さらには中国の「対日圧力」を伝える)記事ばかりで、日側の視点から主体的にこの日の意味を考えるようなものは皆無でした。今年の9月18日もおそらく同じようなものでしょう。

    毎年のこととはいえ…… - Apeman’s diary
  • 「ほがらかな話であります」 - Apeman’s diary

    早川タダノリ氏の『「愛国」の技法: 神国日の愛のかたち』(青弓社)の、鹿児島市草牟田尋常小学校の副教材をとりあげた項の写真キャプションに、同書で「百人斬り」が「血わき、肉をどるやうな、ほがらかな話であります」と紹介されているとの指摘があった。なるほど鹿児島は野田少尉の地元、彼が「実は据えもの斬りだった」と明かす講演をしたのも鹿児島の(別の)小学校だったな、と思って、1938年刊の『軍国に咲いた花』を近代デジタルライブラリーで探したら、ありました。 中身は当時の東京日日新聞の記事を要約したものでとりたてて新情報はありませんが、やはり「その一人が鹿児島縣出身の野田毅中尉だから、ゆくわいになるぢやありませんか」と、地元の英雄を讃える書きぶりになっている。これが小学生向けの教材として使われていた時代からまだ75年ほどしかたっていない、ということを忘れないようにしたい。

    「ほがらかな話であります」 - Apeman’s diary
  • アメリカとの戦争すら忘れているのでは? - Apeman’s diary

    この社会のアジア太平洋戦争についての記憶が対米戦のそれに偏していることはたびたびこのブログで話題にしてきましたが、どうもいまの日の右派は「日アメリカ戦争した」ことすら忘れているのではないか、と思えてきました。 ウォール・ストリート・ジャーナル 2014年2月20日 「ナショナリスト田悦朗氏がアベノミクスで目指す目標」 衛藤・dissapoint・晟一とか麻生・外務省に正式に抗議が来たという話を聞いたことがない・太郎なんかについても言えることですが、自分たちの音をアメリカがうけいれてくれるはずだ、と思えるのがすごすぎます。アメリカ戦争したことをすっかり忘れている、という仮定をおいてはじめて、彼らの言動は理解可能なものとなります。

    アメリカとの戦争すら忘れているのでは? - Apeman’s diary
  • 主観的願望を客観的現実とすり替える伝統 - Apeman’s diary

    NHK NEWSWeb 1月5日 「米国防長官「日は周辺国と関係改善を」」 すでにいろんな人が言及していますが。 安倍総理大臣が靖国神社に参拝して以降、アメリカの閣僚の発言が明らかになったのは初めてですが、声明にはアメリカ政府の公式見解だった「失望」ということばが使われていないことなどから、日に対して一定の配慮を示したという受け止めも出ています。 相手の考えていることがいくら自分にとって不都合であっても、とりあえず「相手が何を考えているか」はそのままに理解するのでなければ外交なんてできないわけですが。自分にとって都合のよい意向をアメリカのメッセージから勝手に読みとったあげく戦争に負けた、という歴史をすっかり忘れてしまっているようです。

    主観的願望を客観的現実とすり替える伝統 - Apeman’s diary
  • コピペ戦士 hunter くんの置き土産について、補足 - Apeman’s diary

    昨年の1月に拙ブログに登場したコピペ戦士 hunter くんのことはみなさまとうにお忘れかと存じますが、彼がここで持ち出したデマ、「実際に米軍が「神奈川県」に進駐してきた最初の10日間に、県下だけで既に1336件のレイプ事件が発生したという事実がある」についてその後判明したことがありますので、ご紹介しておきます。コメント欄では dj19 さんから「そのhunterという人は以下のBLOGOSにある記事からパクって、まるで自分の意見であるかのように細工しコメントしただけ」とのご指摘があり、パクリ元のエントリも特定されていました。ところが、先日吉田裕さんの『現代歴史学と軍事史研究 ■その新たな可能性■』(校倉書房、2012年)を読んでいたところ、あの東中野修道センセーも似たようなことを主張していたことが判明しました(第II部第3章への付論1、「破綻した南京大虐殺の否定論者たち」)。 以上のよう

    コピペ戦士 hunter くんの置き土産について、補足 - Apeman’s diary
  • 「証拠を出せ? 出したらちゃんと自分の目で見るんだろうな?」その7 - Apeman’s diary

    前回言及した、「近代デジタルライブラリー」で公開されている資料を今回はご紹介します。引用にあたっては表記を現代風に改めてあります。 廓清会婦人矯風会廃娼聯盟(編)、『国際聯盟に於ける婦女売買問題』、廓清会婦人矯風会廃娼聯盟、昭和5年 廃娼運動団体が人身売買に関する国際的な取り組みについてまとめたものです。 中央法律研究会(編)、『芸娼妓廃業手続独案内』、東京訴訟代弁社、明治33年 表紙に「書式附」とあることからもわかるように、娼妓が廃業するにあたって必要な手続きを解説したマニュアルです。文書見の娼妓の仮名が「河合ソウ」となっているのはもちろん語呂合わせです。前借金で売春を強いられた女性がこうしたを(自分で)利用できたか? については後出の文献をご参照ください。 大隈末広、『日公娼制度論』、飇会出版部、昭10 これは廃娼論に対抗して「公娼制は奴隷制ではない」と主張している文献なのです

    「証拠を出せ? 出したらちゃんと自分の目で見るんだろうな?」その7 - Apeman’s diary
  • 種明かしのし甲斐のない人々(追記あり) - Apeman’s diary

    先日のエントリ「こちらの振り付け通りに踊ってくれる人々」であれだけ丁寧にこちらの仕掛けを解説しておいたのに、まだいついてくれるありがたい人々がいます。 http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/Apeman/20130511/p1 ご厚意には応えねばなりますまい。 id:gimonfu_usr 工員募集→警察経由で日軍俘虜収容所事務所 陸軍中尉供述(所長クラス?) 特殊例か、常習的事例かお聞きしたいのです。http://www.powresearch.jp/jp/archive/camplist/gaichi_index.html http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/rn/senji2/rnsenji2-148.html2013/05/11 だから、なんでこのエントリの引用箇所だけを問題にするわけ? 「お聞きし

    種明かしのし甲斐のない人々(追記あり) - Apeman’s diary
  • 「証拠を出せ? 出したらちゃんと自分の目で見るんだろうな?」その4 - Apeman’s diary

    戦争体験記・部隊史にみる日軍「慰安婦」」シリーズの紹介を一回休んで、今回は「アジア歴史センター」でオンライン閲覧できる史料から。このブログで既に言及したことのあるものですが、なんせ7年も前のことですので。 「アジア歴史センター」にはインターネット環境さえあれば誰でも簡単にアクセスできますし、史料のレファレンスコードか件名表題がわかっていれば検索も容易なのですが、なにせ量が膨大なもので漠然と「こんなものを探したい」という時に該当するものを探し当てるのはそう容易ではありません。おまけに翻刻はされておらず画像データですので、判読に手間取ることもままあります。というわけで、一般の読者にとっては「さほどアクセスしやすくないがアクセスできないわけではない」もの、という今回の趣旨にかなうでしょう。 「南京攻略に関する意見送付の件」 1937年11月30日 作成者:丁集団*1参謀長 レファレンスコード

    「証拠を出せ? 出したらちゃんと自分の目で見るんだろうな?」その4 - Apeman’s diary
  • こちらの振り付け通りに踊ってくれる人々 - Apeman’s diary

    昨日のエントリは「証拠はあるの?」と言いたがる歴史修正主義者や自称中立の面々が、いざ「資料はここにあるよ」と指摘されても自分の目と頭でそれを検討してみることなど99.9%ないという事態をふまえて、いわば挑戦状として書いたものです。さらに、『季刊 戦争責任研究』第58号に掲載された資料を紹介するにあたっては、同号に掲載された資料のさらに一部を紹介しているにすぎないこと、また「一つ一つの「証拠」が明らかにするのはその事象のごく限られた側面」でしかないことをただし書きしておきました。 以上をふまえるなら、昨日のエントリに対する次のような反応は、来であれば赤面を通り越し顔面から遠赤外線がガンガン放射されて肉や魚を備長炭よりおいしく焼けてしまうくらい恥ずかしいものである、ということになります。 ・『季刊 戦争責任研究』第58号の当該ページを自分の目で見てもいないのに噛み付いてみせる ・昨日のエント

    こちらの振り付け通りに踊ってくれる人々 - Apeman’s diary
  • 「証拠を出せ? 出したらちゃんと自分の目で見るんだろうな?」その1 - Apeman’s diary

    一週間ほど前に、私のツイッターアカウントあてにネトウヨが「南京虐殺の証が有れば教えてくれる?」などとメンションを送ってきたので、定番の資料集リストを第一弾として提示したうえで「全部読み終わったらまた連絡ください。続きを教えます」と返答したところ、速攻で「転進」をはじめるというお決まりの結果となりました。ツイートをいくつか削除しているようですが、その削除されたツイートでは「この手の証言はずいぶん見てきたけど」「君の証と言うのは証言のみなのか?」だのと、ご丁寧に自らの無知を晒すハッタリをかましてくれていました。 これがまったく特別な事例でないことは当ブログの読者の方であればよくご存知だと思います。南京事件にせよ、旧日軍「慰安所」制度にせよ、ネトウヨはそもそもどれほどの「証拠」が積み重ねられているかすら知ろうとしませんので、「資料集」として編纂され刊行されている「証拠」を突きつけられただけでも

    「証拠を出せ? 出したらちゃんと自分の目で見るんだろうな?」その1 - Apeman’s diary
  • ご同類のコメントに大喜びする人々 - Apeman’s diary

    昨晩、寝る直前にこんなのを見つけたのですが。 「【ワロタw】 米国、地域住民 「売春婦を記念する石碑だと?」 「韓国人たちを追い出して捨てよう」 尋常じゃない反感広がるwww」 「地域新聞が4日と5日に相次いで関連報道」とあるので探してみました。 (1)THURSDAY, APRIL 4, 2013, "'Comfort women' memorial stirs anger" (2)THURSDAY APRIL 4, 2013, "Controversy puts planned 'comfort women' memorial in Fort Lee on hold" (3)April 5, 2013, "Korean Group Warns Officials To Change Memorial Or Face Opposition at Polls" ネトウヨが大喜びしているのは

    ご同類のコメントに大喜びする人々 - Apeman’s diary
  • 最高裁は「受忍論」を否定できるか - Apeman’s diary

    68年前の今日未明に始まった東京大空襲の被災者・遺族が提訴した、いわゆる東京大空襲訴訟については09年に一審判決(原告敗訴)が出た際に取り上げましたが、その後昨年4月25日には高裁判決が下り(請求棄却)、原告が上告して現在に至っています。一審判決の特徴として最高裁判例のいわゆる「受忍論」に言及しなかった点が指摘されていましたが、この点は高裁判決でも踏襲されました。弁護団は最高裁でも「受忍論」が採用されないことを目標としているとのことです。戦後補償における官民格差*1の欺瞞性をよりいっそう際立たせるこの「受忍論」のロジックが否定されるのかどうか、心に留めて判決の日を待ちたいと思います。 *1:もちろん軍人についても階級等により格差があったことは無視できませんが。

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  • 「朝日新聞の捏造」論について - Apeman’s diary

    一昨日に国会で衆議院議員・中山成彬が開陳したという「慰安婦問題」=朝日新聞の捏造説についてはすでに法華狼さんと scopedog さんがエントリを書いておられます。 http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20130309/1362848490 http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20130309/1362849412 私も過去に何度か「朝日捏造」説について取り上げていますので、ご参考までに。 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20111221/p1 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20120812/p1 「たった一の記事で世界を変える」というのはジャーナリストの夢じゃないかと思うのですが、植村隆記者にしてみれば「そこまで買いかぶられても……」というところではないでしょうか。 この「

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  • 慰安婦問題 安倍総理 ブッシュへ謝罪 「完全否定」なんてブチあげていいの? - Apes! Not Monkeys! はてな別館

    msn産経ニュース 2013.3.8 「慰安婦問題で首相、「ブッシュに謝罪」報道を完全否定」 安倍晋三首相は8日午前の衆院予算委員会で、第1次政権時の平成19年4月に行ったブッシュ米大統領(当時)との首脳会談で、慰安婦問題を「謝罪した」と報じられた問題について「この問題はまったく出ていない。事実関係が違うということだけは、はっきりと申し上げておきたい」と述べ、事実関係を完全否定した。民主党の辻元清美氏に対する答弁。 ホワイトハウスでの当時の記者会見では次のように述べています。 PRIME MINISTER ABE: Well, in my meeting with the congressional representatives yesterday, I explained my thoughts, and that is I do have deep-hearted sympathie

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  • 虐殺の開始時期について - Apeman’s diary

    今日、12月13日に南京市で75周年という節目の追悼式典が行なわれていることが日のメディアでも小さく報じられていますが、相も変わらず「時間と場所を拡げて人数を水増ししようとしている」という妄言を繰り返す人がいるので、2年前のエントリをリマインドさせていただきます。 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20100824/p2 中国側でも「13日」という日付でもって記憶されているのは、事件発生当時〜東京裁判まで、南京虐殺についての認識が当時城内(の国際安全区)にいた欧米人のもたらした情報に大きく依存していたことが、大きな要因になっていると思われます。当然のことですが、城内にいた欧米人は12日までの、場外での出来事については断片的な情報しか持ち得なかったからです。他方、上記エントリでも論証したように、大規模な集団殺害の多くは13日から発生しているというのが日側研究者の見

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  • 「さあどうする」と問われているのはお前だ - Apeman’s diary

    nakazawa-s 韓国軍はベトナム戦争参戦時、自国の若い女性を従軍慰安婦として連れて行った。それは良いとしても、慰安婦が足りず現地ベトナム女性に子供を産ませ放置したいわゆる私生児が数万人とも言われている。さあどうする。 2012/06/14 http://b.hatena.ne.jp/entry/www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/06/14/2012061400632.html ネットや右派論壇ではいやというほど見かける論法ですが(ただし、韓国からヴェトナムまで「自国の若い女性を従軍慰安婦として連れて行った」とするパターンは管見の限りでは初めてです)、そもそもこの手のことを言い出す人間が、史料――もちろん彼らが南京事件や従軍「慰安婦」問題に対して要求する水準のそれです――に基づいて実証的に韓国軍の戦時性暴力を詳述している事例はただ

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  • 「動画で出せや動画で」だってさ - Apeman’s diary

    歴史修正主義を批判するとコメント欄に実例が現れてエントリの正しさを証明してくれるという、よくある現象の最新のケースがこれであるわけですが。彼らがこの問題についてまともな文献の一つも読んだことがないことは、もちろん彼ら自身がよく承知しているはずです(彼ら自身のことなんだから)。『慰安婦と戦場の性』すら読んでないですよ。それでいてあれだけ自信たっぷりに語れてしまう、あるいは語る準備が自分にはあると思うことができる、というのはやはり注目に値することでしょう。だから私が「ちゃんとを読みなさい、を」とコメントした時にも、もちろん「彼らがまともなを読めば、考えを変えるだろう」と想定していたわけではなくて、「彼らは、戦時性暴力を問題視している論者のを自分で読むことは、断固として回避し続けるだろう」と想定してのことです*1。 そんな彼らの意識の一端を明らかにしてくれているかもしれないのが、「動画で

    「動画で出せや動画で」だってさ - Apeman’s diary
  • デマ注意報 - Apeman’s diary

    先日、アパグループ第4回「真の近現代史観」懸賞論文の受賞作決定をとりあげた際、「優秀賞」受賞作の「日は負けてない」(サー中松義郎博士)が“昭和天皇が原爆開発を止めさせた”というネタを含んでいることをご紹介しました。 原爆研究については陸軍が東京帝大の仁科博士と理研に開発を依頼した「二号研究」(海軍は京都帝大と「F研究」)として行い濃縮ウランは海軍が潜水艦でドイツから運ぶ手配がされ、出来た原爆の第一弾をハワイに落とす作戦を杉山参謀総長は陛下に上奏したが、陛下は「原爆という非道なものは使うべきでない。 特にハワイには日人が多いので却下する。」となり杉山参謀総長は解任され、東條首相が参謀総長を兼務することになった経過がある。 (http://www.apa.co.jp/book_ronbun/vol4/yushu2011japan.html) 同様なはなしがウィキペディアの「杉山元」の項目に

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