「徳政令」を受け入れる事で、国を潰して国を生かす決心していた直虎。 そのプロットを実行しようとした時、思いもよらぬ役者たちがその舞台に躍り出ました。 直虎が窮地に立たされていると知って、徳政令撤回の申し出でる瀬戸・祝田村の百姓達。 この時点では、政次と直虎はお互いの意思を確認しあってありません。おそらく相手はこう思っているだろう?という不確かな状況の中で動いていかなくてはなりません。 それしか道はないとはいえ、これからの道は選択によっては死に直結するもの。政治家としては決断を下すのが難しい所です。彼女の肩には井伊の民と未来が、かかっている。 その荷を背負いつつも、どこまで政次を信じていいのかという揺らぎがあったのではないでしょうか? しかし政次の「信じろ。」という言葉によって、確信はできないが自分と同じ決心があると思った彼女は徳政令を受け入れました。 今回は、直虎・政次の二人の絆が試される