「もやしもん」などで知られるマンガ家・石川雅之さんの作品を許諾なく映画化し上映したとして、東京地裁は被告である映画監督・黒木敬士さんに映画のフィルムおよび電磁的記録媒体の廃棄と賠償金の支払いを命じました。週刊マンガ雑誌『モーニング』(講談社)の編集長を務める島田英二郎さんが、裁判の経緯と結果をWebサイトで発表しています。 ▽ 『週刊石川雅之』収録作品『彼女の告白』著作権侵害裁判の結果報告 - モーニング公式サイト - モアイ 『モーニング』Webサイトに12月25日(水)、「『週刊石川雅之』収録作品『彼女の告白』著作権侵害裁判の結果報告」が掲載されました。2012年9月、読者からの指摘で石川さんの短編マンガ「彼女の告白」に似た映画の存在が発覚。映画のタイトルは「帰省」で、物語の構造やセリフが酷似しているほか、登場人物の名前が同じだったそうです。 黒木さんに説明を求めたところ、著作権侵害を