台湾で、中国との間で結ばれた経済協定に反対して議会を占拠し続けている大学生たちは、馬英九総統が協定の撤回には応じない考えを強調したことに反発を強めて新たに内閣の建物に突入し、混乱は長期化する可能性が高まっています。 台湾では去年6月に中国と締結したサービス分野の自由化協定を巡って、与党が承認手続きを一方的に進めようとしたことに大学生たちが反発し、今月18日、議会に当たる立法院に乱入し、協定の撤回を求めて占拠を続けています。 馬英九総統は23日、この問題で初めて記者会見を開き、「協定によって台湾の競争力は高まる」などと主張し、協定の撤回には応じない考えを強調したうえで、議会の占拠は「違法だ」として、学生との直接対話も拒む姿勢を示しました。 これに対し学生たちは反発を強め、23日夜、新たに数百人が内閣に当たる行政院の建物に突入して警察と激しいもみ合いになりました。 24日未明になっても大勢の大
米議会調査局が2月20日付でまとめた38ページの議会報告書に「日本会議」という言葉が出てきます。「日本会議」は過去の侵略戦争を正当化する改憲・右翼団体です。 報告書は、昨年12月に安倍晋三首相が強行した靖国参拝について、「アメリカ当局者による静かな制止を無視して行われた靖国参拝は、日米の相互関係を複雑にさせる指導者の資質を示す」「東京とワシントンの間の信頼を壊すものだった」と批判。「安倍氏の歴史観は、第2次世界大戦におけるアメリカの役割や、日本占領についての見方と衝突する」と厳しい警告を発しています。 参拝を後押し では、首相参拝はどのような後押しで行われたのか。報告書が指摘したのが「日本会議」の動きです。 ―「安倍氏は、戦時中の行為について、日本は不当な批判を受けていると議論するグループと連携」 ―「日本会議のようなグループが、日本は西欧の植民地支配からのアジア諸国の解放について称賛され
九州観光に訪れ、最後の1泊は「福岡」という台湾旅行客のツアーは多い。九州での人気は熊本県阿蘇、大分県別府に加え、ここ数年は長崎県ハウステンボスが急上昇している。福岡は観光名所の面で引けを取るが、空港があるため、福岡は「最後の1~2泊で滞在」というパターンが多い。福岡内の人気スポットは「免税店」で、福岡の街歩きとしてガイド本が薦めるのは「屋台」。しかし、この「屋台」が台湾人観光客からすこぶる評判が悪いようだ。 台湾人向けガイドブックへの記載に、屋台は「夜市のイメージ」という記述が多い。情報と先入観をもとに台湾人観光客が福岡の屋台を訪れると、台湾の夜市とは違い、「のれん」がかかり、オープンな雰囲気ではない。何が食べられるかも見えず、店主も通行人に対して「美味しいから立ち寄って!」と愛想よくふるまっているわけでもない。その店が「何を売っているのか」もよくわからないし、客も「内輪」で盛り上がってい
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