2025年万博の誘致は、カジノ誘致と並ぶ大阪維新の目玉政策。しかし招致レースはフランスのパリが優位に立っているとされる。(OSAKA-KANSAI-JAPAN-EXPO-2025 H.Pより) 「両市の関係を解消する」11月24日、大阪市の吉村洋文(ひろふみ)市長が姉妹都市の米サンフランシスコ市に“絶縁宣言”を突きつけた。 理由は、サンフランシスコ市内の聖マリア広場に中国系団体が設置した慰安婦像を同市が公的所有物として受け入れたこと。大阪市の経済戦略局国際担当職員が説明する。 「慰安婦像そのものより、市の決定で慰安婦像を受け入れるというのが問題。大阪市は『日本の名誉に関わる慰安婦像の受け入れだけはやめてほしい』と、何度もサンフランシスコ市にお願いしてきたのですが…。今回のことで信頼関係が崩れたと判断し、市長が姉妹都市関係の解消に踏み切ったということです」 とはいえ、この決断は市長ひとりが下