新型コロナは実際には、どこまでひろがっているのか。大規模調査の結果が報告されました。 神戸大学の研究チームは、7月下旬から8月上旬にかけて健康診断を受けた1000人の血清を解析、新型コロナウイルスの抗体の有無を調べました。それによるとワクチンによる抗体ではなく、感染歴によって得た抗体をもっていた人が2.1%いました。PCR検査に基づいた感染率は当時、兵庫県で0.85%。実際には2.5倍の人が感染していたと考えられます。調査したのは第5波に突入した時期で、30代~40代の感染者が多い結果ですが… 【神戸大学大学院 森康子教授】 「今、もし調べると少し若い年代のピークが増えているのではと思われます」 また解析では、ワクチン接種が感染の広がりをおさえていることも明らかになったとしています。 テレビ大阪ニュース【配信】 https://www.youtube.com/channel/UCd6GEK