5月31日、永田町の自民党本部に乗り込んできたのは、上下黒のシックな服装に身を包んだ1人の女性。亡き安倍晋三元首相の妻・昭恵氏(60)だった。 7月8日には増上寺で一周忌を行う予定 政治部記者が話す。 「次期衆院選で小選挙区が1減となる山口県では、公認調整が難航しています。最大の焦点は新3区(下関市など)。安倍氏の後継者として4月の補選で4区から当選を果たした吉田真次氏(安倍派)と、現在の3区が地盤の林芳正外相(岸田派)が争っています」 そんな中、昭恵氏は吉田氏や、安倍派会長代理の下村博文元文科相らとともに党本部を訪問。茂木敏充幹事長への直談判に臨んだのだ。下村氏が明かす。