ブレーキのない自転車を運転し一時停止をしなかったとして、宇都宮中央署は25日、道交法違反(制動装置不良自転車運転、指定場所一時不停止)の疑いで宇都宮市、男性会社員(36)に交通切符(赤切符)を交付した。男性の自転車は競技用の「ピストバイク」で、乗用車と出合い頭に衝突した。県警によると、車と自転車の交通事故で、自転車側が摘発されるのは珍しいという。 男性は同日午前、同市鶴田町の市道十字路交差点でブレーキのない自転車を運転したほか、男性の走行車線に一時停止の標識があるのに一時停止しなかった疑い。十字路で左から来た乗用車と出合い頭に衝突し、顔に軽傷を負った。 男性は「格好悪いのでブレーキを付けなかった」「車が止まってくれると思った」などと話している。 「ピスト」の記事一覧を検索